コロナ禍が落ち着いて県外移動が緩和されたので、
久しぶりに孫たちに会いに山形県へ。
約2年ぶりの山形県。
行く度に昼食は美味しい店を探してくれています。
今回は、山形県長井市にある手打ち蕎麦と杵つき餅の食べ何処「獅子宿燻亭(ししやどいぶしてい)」
詳細はこちらをご覧ください。
平成8年に古民家を再生し、獅子頭工房「工藝舎獅子宿」としたのが始まりで、
平成11年には地域の伝統芸能と食文化の融合をコンセプトに、 蕎麦と餅の店「獅子宿燻亭」を併設したそうです。
建物の表には長井の八尺黒獅子が展示されています。
この大きさにびっくりさせられます。
古民家の雰囲気満点の入口で「ほんとうに蕎麦屋ですか?」と思ってしまいました。
入口を入ると広い土間が有り、囲炉裏の畳の部屋に昔を思い出します。
展示されているたくさんの獅子頭に圧倒されます。
若かりし頃に神楽舞をしていたことがあったので獅子頭に興味満点。
土間に展示されている迫力ある獅子頭。
土間で靴を脱いでお邪魔します。
黒く磨き上げられた床に歴史を感じます。
時間が早かったせいか自由に席を選ぶことが出来ました。
テーブル席が多いので畳に長時間座るのがきつい人にはいいですね。
お店の方の心遣いも親切でいい雰囲気です。
大木のテーブル席を選ばせていて出来ました。
メニューはこんな感じ。
蕎麦と餅の組み合わせです。
俺は全部堪能できる「餅そば膳 五ツ餅 1,250円」に決定。
料理がくるまで獅子頭の展示を見学。
ながい黒獅子まつりのジオラマがありました。
起源は約1000年前に遡る長井市の神社各所に伝わる伝統神事で、現在市内の40数社の神社に黒獅子舞が伝わっています。
獅子頭は神社ごとに異なる面持ちをしているのが特徴で、長井の獅子は丸くとびだし、
前後に面長、漆黒の獅子頭は「蛇頭(じゃがしら)」と呼ばれ舞う姿は百足(むかで)獅子とも呼ばれています。
獅子頭に波頭を表す大幕をつけ、大人数の舞手が入る「むかで獅子」は躍動的で力強い迫力があり、警護との力比べも見どころです。
5月の下旬には、市内十数社の黒獅子が一堂に会し、五穀豊穣、交通安全、家内安全を祈願して市内目抜き通りを、
勇壮な獅子の舞いが駆け抜ける「ながい黒獅子まつり」が開催されます。
神社ごとに顔や舞が異なる黒獅子が一堂に会するのは姿はまさに圧巻の一言。
一度見てみたいですね。
そういえば30年位前に福島県柳津町の民宿に泊まった時に、
民宿の家族が獅子舞で全国を渡り歩っている人で、獅子舞の話で盛り上がったことがある。
獅子頭の制作や獅子舞を披露しているプロが全国各地にいるんですね。
若い頃は獅子舞は郷土芸能でその地域の人が伝承しているだけかと思っていました。
東北各地に旅した時に郷土芸能に触れることがあり、
その地域に伝承されている神楽舞も拝見することができました。
色んな獅子頭を見ていろんな場面が思い出されます。
餅そば膳です。
手打ちそばに5種類の杵つき餅がついてボリューム満点。
手打ちそばは細めかな?
量は多めだと思います。
味音痴ですが、さすがに美味しく感じられる蕎麦ですよ。
餅は、あんこ、ずんだ、くるみ、ごま、納豆の5種類です。
あんこもずんだも甘さ控えめで美味しい。
福島県でも正月になると同じような餅を作りますね。
餅はその他に単品で大根おろしと雑煮があるそうです。
蕎麦だけで腹いっぱいになって餅全部食べられるかと思ったが、
味が違うので意外と全部食べられちゃいました。
美味しかったぁ~。
だけど、超腹いっぱい。
食欲盛りの孫が食べた板蕎麦は、蕎麦2人前だそうです。
食後のデザートに地元産のりんごが出てきました。
りんごの美味しい季節ですね。
山形県には美味しいものを食べさせる店がたくさんありますね。
今回も大満足な昼食でした。
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