3.11東日本大震災から間もなく11年。
11年前の今頃は、
南相馬市馬事公苑を会場に開催されるディスクゴルフ日本選手権の準備に忙しくしていたような気がする。
各種申請書類の作成からコース整備作業等に追い込まれ、年度最後のマンスリー大会を控えていた頃だった。
ディスクゴルフ日本選手権は4年目の開催。
南相馬市のディスクゴルフも最大に盛り上がってきての大会開催に多くの期待をかけていた。
大会要項も出来上がりエントリー開始を待つばかりだった。
2011年3月6日に第80回南相馬マンスリーを盛大に開催し、
翌週からいよいよ大会準備に本腰が入るという最中に発生した巨大地震と大津波。
地震と津波だけだったら延期してでも大会の開催は可能だっただろう。
しかし、
直後に発生した東京電力第一原子力発電所の事故により夢は打ち砕かれた。
そして、
南相馬市馬事公苑の4年間休苑。
4年間の施設休苑と協会活動の休止は南相馬市のディスクゴルフに大ダメージを与えてくれた。
多くの皆さんからのご支援やご協力により何とか活動を維持することができてきたが、
以前の状態に戻ることはできていない。
幻の日本選手権から11年。
ディスクゴルフ日本選手権が南相馬市馬事公苑に帰ってくることが決定しました。
大会は5月4日・5日の開催。
この大会をきっかけに南相馬市のディスクゴルフが再度盛り上がるのを期待したいと思う。
大会まであと2か月。
広大な馬事公苑の敷地を贅沢に使ったコース案が決まりつつあります。
全国から集まるディスクゴルフプレーヤーに安全に楽しんでいただけるように整備を進めたいと思います。
今回は震災ではないコロナ禍という障害が待ち構えているが、
無事に開催されることを祈りながら頑張ります。