上記のグラフはここ3カ月の対ドルウォン為替相場の推移です。
グラフのとおり、9月に入り100ウォン以上上昇、つまり対ドルではウォンが下落していることになります。
理由は、ヨーロッパの金融不安で資金が、韓国から引き揚げられた模様です。
なぜ、上記の理由でウォンが下落するのか。
マスコミの報道では、韓国経済はサムスンを筆頭に好調のようですが、大企業(銀行含む)のほとんどは、外国人(ヨーロッパ含む)が韓国企業の株式を保有し、そして今回のヨーロッパ金融危機などが起こると、これら外国人投資家は、資金回収のため韓国株を売っている模様です。
ウォン下落とまらず…年初来最安値を連日更新
http://japanese.joins.com/article/969/143969.html?servcode=300§code=310
この記事では、なぜウォンが下落するのか分かりませんが、要は韓国のお金というのは
外国人が握っており、そのお金で韓国経済は回っている。そのお金が引き上げられれば韓国経済はもたない。このように世界は見ているというこです。
韓国経済は、過去大きな金融危機に見舞われ、1997年にはデフォルトに落ちる寸前となり、IMFの管理下に置かれました。この時多くの中小企業は破産に追い込まれ、同時に中産階級の消滅が進みました。
現在、韓国では個人の資産は減少、むしろ借金が増大し返済が難しくなっているようです。
家計負債、900兆ウォン目前…所得・資産価値は下降(1)
http://japanese.joins.com/article/047/143047.html?servcode=300§code=340
韓国、北朝鮮という国は、非常に見栄っ張りというか身の丈にあった生活をせず
高級車に乗り、豪邸に住む、しかしそれに見合う収入はなく、足りない分は借金、甚だしくは他人のものを盗む、こういった性癖があるように思います。
まあ、これまではこのような自転車操業もなりたったのですが。
さて、これからどうなりますか。
1930年代に世界を襲った大恐慌も、ニューディール政策など対処もありましたが、結果的に景気回復になったのは、第2次世界大戦でした。(ある意味、凄まじい公共事業といえます)
リーマンショック、ヨーロッパ金融危機、どれも解決は戦争しかないような気がします。問題はどの国が犠牲になるかですが。
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