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大学が変わる?

2020年11月05日 | 通信教育
コロナ禍の影響で全国のほとんどの大学は対面授業(講義)をオンデマンドに切り替えざるを得ない。
通信教育課程の大学ではすでにオンデマンド授業(講義)が行われているので何ら慌てることはない。
全国の通信制大学の中ではネット配信ですべての授業(講義)を行うところも増えてきている。
また、今年はオンデマンドのノウハウを広めるための取り組みが今まで以上に進んできている。
今の学生は携帯端末でも画面の大きい機種を持っているので、どこでも受講できる環境にある。
また各大学でも新入生に無償で端末を貸し出し、積極的に学習環境を整える努力をしている。
ここにきて、これまで紙媒体で(ペーパー:学習教材など)を主として教育を進めてきた大学も改革をせざるを得なくなっている。
通信教育制度の中で大学の優劣を決めることには反対するが、学費が安いからと言ってネット環境をないがしろにできる世情ではない事は大学経営者自身も分かっていると思う。
今後大学(通学制)もオンデマンド授業の割合を増やしていくことは必至である。
そうすることによって、大講義室にたくさんの学生を詰め込む必要もなく、スケジュール管理だけしっかりすれば建物などに投資することも必要なくなる。
まずはしっかりとした、リモート学習環境の整備が先決で、またそれを実施できる人材の育成と確保も急務である。
特に文系の学部では最優先課題だろうし、理系での問題点は実験実習をどうするかだ。

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