やまあそび

きのこと釣りと山菜の記録と思ったことをずるずる綴る

20221002きのこ

2022-10-02 16:46:10 | 日記
またまた今日もきのこ見に行ってきた。
先週のコウタケがどうなっているか興味が湧いているのだ。
どちらにしても、1週間以上雨が降っていないので、何処も大して
変わりなく発生していないだろう。
昨日は虫出しした里山きのこで温ソーメンを作ったのだが
出来上がったのが0時近くになってしまった。
俺はイッポンの粉臭いのがダメで3回茹でこぼして食べている。
昨日の1500m標高のイッポンの数は30以上あったので
茹でるのに時間がかかってしまった。
ちなみに里山のきのこ温麺はとても旨かった。


今日は様子見兼筋トレのつもりで少しゆっくり目に出発した。
現地着9時。
すぐに尾根を目指す。
昨日の疲れが残っており尾根上まで1時間かかった。
一服してから軽く散策するが、きのこの姿はほとんどなく
あっても完全に干からびていた。
残したセンボンは跡形もなくなっていた。
誰か入ったのかもしれない。
祠に向かい山の神様に挨拶する。
饅頭をお供えしてセンボン畑に向かう。
こちらには残っていた。





シャカシメジ

丸ひと月出ていたことになる。
流石に収穫出来る状態ではないが、この姿に感無量になった。
来年また沢山出ることを願う。


次に大株が出ていたシロを見てみた。
かなり遠くからでもわかる株が見えた。



シャカシメジ

すげーーーでかくなってた。
本当にこの場所はセンボンにとって好物件なんだろうな。
これが見れただけでも来た甲斐があるってもんだ。
思わず拝んでしまった。


んで、コウタケが爆発してた場所に向かう前、センボンの写真を撮ってすぐ
水楢の根元に


コウタケ

スゲー、新鮮だよ。
運がいいな。
神様のご利益に違いない。
俺の山神様、ありがとうございます!

収穫したら虫も入っておらず、裏も真っ白で綺麗な個体だった。


そんでコウタケのあった場所を覗いたら・・・



何もなかった。



よーーーーーく見るとおそらく柄の部分と思われる個所が地面に黒く溶けて
ポツポツ残っている。
つまり、1週間で溶けて無くなったわけだ。
干からびている姿すら見つからなかった。
このきのこはすぐに溶けてしまうようだ。
勉強になった。 来た甲斐があった。
なるほど、今までここで見つからなかったのはそういうわけだったのだな。
見にくいことに加えて、多分発生から10日で消えていたのだろう。
人が入っているとは思えない。
なぜなら大株センボンの出る場所は必ず通る場所だから、人が入っていれば
無くなっているはずだ。
来年の確認方法が確立したのだった。

んで満足して帰路に付く。
祠で神様にご挨拶。
コウタケの報告とお供え物を回収し一服した。
前回お供え物が喰われていたが、おそらくハクビシンと思われる。
獣を寄せ付けてしまうので、今後お供え物は帰りに回収していくことにした。


のんびり休んでから、神様に今年最後の挨拶をして下山する。

途中


ウスヒラタケ

程度の良い個体だった。
雨に打たれていないので旨味が凝縮していそうだ。
少なかったので収穫は見送った。
もう充分すぎる収穫を、この山で頂いたのだ。
俺はすっかり満足していた。


帰宅して洗濯し、これから昨日のコウタケを天ぷらにして
食べてみようと思う。
コウタケご飯しか知らないので、天ぷらが旨かったら今日収穫したコウタケも
天ぷらで頂こうと思っている。
いまいちだったら干してコウタケご飯にするのだ。
ちなみに先週のコウタケはパリパリに干して保管している。
さて、秋の味覚を楽しもう。


20221001きのこ

2022-10-01 21:16:33 | 日記
今日も行ってきた。
今日は標高を上げた。
去年外したので今年は様子見を兼ねて早めに見てきた。
7時30分着。
さっさと着替えてさっさと尾根に取りついた。
干からびたイッポンがポツポツある。
柄がしっかりしているものを選んで収穫。
核心部に到着。
ポツポツと食えないキノコが見られる。
クリタケの幼菌も発生していた。
よく目を凝らす。


シシタケ(コウタケ)
なんとここで初めて見た。
長年ここには出そうだと思っていたが本当に出た。
嬉しい。
神様に感謝して収穫する。
その少し上。


アブラシメジ
久々に見た。 これ1つだけだった。
めったに喰えないので有難く収穫した。
他に目ぼしいものはなかった。

尾根移動。

途中ハタケシメジの出るシロに寄るが1つだけしか出ていなかった。
雨が欲しいところだ。

尾根に取りつく。
まだチャナメは早いようだ。
1つも見られなかった。
その代わり、イッポンがかなり出ていた。


ウラベニホテイシメジ
干からびる直前だ。
このような個体がかなりあった。
熟成して胞子バラまいたあとなので、柄だけ頂く。
こんな調子で尾根上まで約300m這い上がった。


比較的綺麗な個体がいくつか残っていた。
今年は息が長いようだ。
他に目ぼしいものが見つからないので下る。
下りきる直前に水楢の根元にワサワサ生えてるものが見えた。
ナラタケか!


スギタケ? スギタケモドキ?
どちらにしても残念だった。


このまま下山して里山に移動。
家から一番近いシロに入ってみる。
すると



ウラベニホテイシメジ

こちらのイッポンは新鮮だ。
先週23日の雨で出始めたのだろう。
だがしかし、里山のイッポンは虫食いが酷かった。

他にシバッカブリ系を2種少しだけ見つけたので収穫。

他には


オオゴムタケ



ナカグロモリノカサ(毒)

こんな状況だった。
気温差が激しい。
夜は寒いくらいだが昼間の里は30度近い。
これがどう影響してくるか?
山の神様のみぞ知る・・・なのだ。


帰ってきて、標高1500のイッポンと標高200のイッポンを別々に虫出しした。
標高1500のイッポンは大き目の虫が20位。
標高200のイッポンは大小合わせて100匹以上出てきた。
これが里山のキノコなのだよ!
天然キノコを喰うってことは、虫を喰うってことなんだ。
まあ蛋白源って割り切っている。
なので洗浄と加熱はしっかり行う。


さて、明日はどうしようか?
残したコウタケでも見に行ってこようかな?