串カツ子の旅日記

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館山へ-赤山地下壕

2017年03月14日 | 旅-関東・中部

 初めての地、千葉県館山を目指す旅。

今回は列車+レンタカー。

三島の少し手前で富士山が見えた。

中腹には雲がかかっていたが、山頂はくっきり見えた。

 東京駅で総武線の乗り場が分からず、ちょっとウロウロするおのぼりさん。

千葉で内房線に乗り換え館山を目指すが、これが結構長くて。

これなら横浜からのバスで館山入りにすれば良かった。

上総湊を過ぎた辺りから海が見えだした。

館山駅前は南国風。

この日の泊まりは休暇村館山

24時間のレンタカー付プランを利用。

トヨタレンタカーで車を借りていざ出発。 

一番楽しみにしていた戦争遺跡の赤山地下壕跡へ。

豊津ホールという所で受付をする。

200円の料金を支払い、氏名など記入すると、
ヘルメットと
懐中電灯が手渡された。 

造られた年代ははっきりしないが、規模や造り方からみて
終戦間際の昭和19年に造られたと考えられている。

受付で「地層がきれいですよ~。」 と、
言われたが
ピンとこなかった。

ツルハシ跡が残っている。

地層・・・、う~んこれか。 

きれい過ぎる。

どこを見ても地層だらけ。 

空襲が激しくなった戦争末期、館山海軍航空隊の
防空壕として
使われたが、この地層を見て少しは
慰められた方もいたのではないか?

平和ボケの私はそう感じたが、そんな悠長な心境
ではなかったでしょう。 

 

自然が作り出す造形に今更ながら感嘆し
赤山地下壕を後にした。

そしてもう1ケ所の戦争遺跡を見に。 

標識は出ているが、場所が分からずウロウロ。

結果的にはこの喫茶室のほん近くだった。 

掩体壕 (えんたいごう)。

えんたいとは読めなかった。

平面から見ると、草に覆われそれとは分からない。

こうしてみると、なるほど!

飛行機や物資を格納した鉄筋コンクリート造構造物。 

日本各地にまだ相当数残っているらしい。

70数年前の鉄筋だが、しっかりしたものだ。

東京湾の入り口にあたる館山には、多くの軍事施設が作られたらしい。

海上自衛隊館山基地の近くに、戦後米軍が上陸した所もあると
聞いたが、時間がなく、そこまでは行けなかった。


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