大島の観光に充てた時間は5時間程。
1時間半もあれば、車で大島を一周できるというが、
やはり5時間では短過ぎる。
初めての大島、是非見たい所が何か所もある。
宿にレンタカーを配車してもらい、まずは赤禿(あかっぱげ)へ。
赤い道はサイクリングロード。
平行して走るサンセットパームラインに車を停め、そこから歩く。
海へ流れ出た溶岩の末端が手に取るように見える。
おまけに赤茶けた溶岩だ。
先端には海鳥が羽根を休める。
この道を歩きたかった。
他に観光客は誰も居ない。
三原山や椿園は見ても、なかなかここまで来ないのだろうか?
↑ 何だろう?
大島牧場直営店のプラットハウスへ。
生の明日葉を買う。
ちょっとクセがある明日葉、山菜を食べているようで案外好き。
レジで「関西の方ですか?」 とたずねられる。
話すアクセントですぐに分かるのだろう・・・と、思っていたら
その女性も大阪から嫁いで来たと言われる。
お互い大阪の地名を言い合い、談笑。
丁度、牛のエサやりだった。
大きな乳房をゆらゆらさせてやって来る牛を見ていると
なんだか可哀想な気分になる。
欲しくもないのに牛乳の為、毎年痛い想いをして出産しなくちゃいけない。
そして、その牛乳は私達が横取り。
経済動物なんだから・・・と、割り切れない。
そう言いながら牛乳は飲むし、牛肉や豚肉も大好き。
はぁ、勝手な人間。
これまた驚いた、千波地層切断面。
写真などで見ていたが、これほど長く続いているとは。
自然の造形美にただただ感嘆。
バームクーヘンかミルフィーユ か?きれい過ぎる。
波浮の港に近いトウシキ園地。
大島が出来る以前に活動していた筆島火山のマグマの通り道
だったものが浸食によってこれだけ残っている。
筆島を過ぎ、岡田へ向かって大島一周道路を走っていると、木々の間から
↑ の写真のような所が見え、車を停めて見に行く。
裏砂漠へ行きたかったが、レンタカーでは、この取付道路を
走行するのは禁止されていた。
御神火スカイラインも走行禁止。
平成25年の台風26号の被害で復旧工事が行われている。
今回利用した伊豆大島観光復旧支援の一環、宿泊料金の3000円割引、
三原山の噴火で全島避難となった災害からの復興かと
思っていたが、あれはもう30年前の話だと聞いて、
月日の経つのは早いものだと・・・。
一面大小溶岩の砂利だった。
大きさ比較のためキャンディを置いたが・・・。
少し頂いて帰る。