松田屋ホテルの食事は、朝・夕共に部屋食。
部屋食、好きじゃないが、これがこの宿のおもてなし・・・なんだろう。
同じ仲居さんが、夕方からチェックアウトまで対応。
朝食時は違う仲居さん・・・と、いう事が多いのに、この宿では同じ方だった。
最近部屋食は少なく、同じ仲居さんの付き切り接待というのもめったにないので、正直なところ、この接待は窮屈に感じた。
さて、夕食ですが、黒のお重に鮮やかな刺身の皿。
前菜は桜の花びらの上に。
きんきらの皿に負けない色鮮やかな刺身。
もうちょっとアップで。
う~ん、先附は何だったっけ?
そうそう、鮎の親子だった。
はまぐりの潮汁。
はまぐりないぞぉ・・・と、思ったら、むき身がごろんと。
続いて煮物。
う~ん、瓦そばは好きじゃない。
ふつうの蕎麦でいいんだけど、山口といえば瓦そばかなぁ・・・。
鍋は河豚ちり。
河豚の唐揚げ。
山口は河豚!
で、なくてもいいのに。
河豚、そうおいしいとは思えない。
ころっとした河豚よりふわふわのハモが好き。
〆は筍ご飯。
デザートはお汁粉。
さすが格式高い老舗宿、料理は素材も味付けも、器、見た目・・・申し分ないが、ちょっと物足りない感じがする。
50歳からの大人旅というシニア向けのプランだったからかなぁ?
でも、写真を見る限り充分な量だと思う・・・が。
朝食は凄い!
文句のつけようがない。
河豚の一夜干しも肉厚。
冷やしうどんは要らないかも。
松田屋ホテル、風呂付の本館は少し料金が高くなるけど、驚く程高くないし、料金に見合う、いや、それ以上かもしれない
すきのない完璧と言っていい程のサービスを提供する宿だと思う。
ロビー辺り、いつもスタッフが待機しているようで、少々窮屈かもしれない。
ここは、又、泊まりたい。