YOUTUBEでルースターズ初期(1981年)の頃や中期(PARANOIAC LIVE)のライブ映像を観た。
いままでは音楽といえば録音された音でしか聴いてはこなかったけど
こうやって映像と一緒に楽しむとそれはそれでまた違った楽しみになる。
一本調子でつまんないって思ってた曲がサイコーにカッコよく感じたりする。
特にロックバンドはライブが一番かっこよさを伝える場所だしね。
んで、ルースターズのことだけど、
今まではレコードだけの観賞だったからなんかイマイチだなあって思ってて、サンハウスのほうが断然いいって感じてたけど、
こうやって映像つきで見ると、ライブではサンハウスより数段かっこよかったんだなってことに気がついた。
いや~カッコイイねえ。
Vo.の大江慎也は基本音痴なんだけどそこがまたかっこよかったりする。
不安定でイカレタかんじがよく出てる。
あのまま突き進んで行ってくれればホントに良かったんだけど、ね。
本当に精神に変調をきたして辞めちゃったんだよ、惜しいことに。
演技だと思ってたんだけど実は違ったみたいだ。
音楽でも絵でも、表現者にとっての「表現」っていうのは
自分の身を切り刻んで、その自分の身に見合った皿にそれを盛り付けてお客に差し出すようなところがあるから、ホントに気をつけなくちゃいけない。
自分の内面を深く深くえぐる作業が必要だから、ね。
ヘタをすると、見たくない部分・触れたくない部分に触れて、だんだんと病んでいっちゃうんだよね。
思ってもみなかった地雷を自ら踏んづけちゃうコトだって十分にある。
そういうものがあるってわかった上での作業と、そういうものの存在に気づいてない状態での作業じゃ触り方も違ってくるんだよね。
大江さんはあえて其処に踏み込んでいったと思ってたんだけど、そうじゃなかったみたいだ。
2004年に復活した大江さんの映像も見たけど
薬のせいなのか、もともとの体質だったのか
めちゃくちゃ太ってた。
とんがってて、触ると途端にこわれちゃいそうな雰囲気は微塵もなく、どうしてこんな状態で復活したのかわからないほどで、途中で見るのをやめたくらいだった。
まだまだ全快とは程遠いようすで痛々しかったなあ。
しかし・・・
ルースターズのカッコイイ映像をココに貼り付けようと苦心したんだが結局できなかった・・。
結構みんな映像を貼り付けてるから
きっと簡単にできると思ってるんだけど・・・。
ま、
興味のある方は自分でのぞいてみてね。で、ココは済ましておこうっと。