安倍内閣を支持する方々の中に、
「モリカケ問題のような下らない問題をいつまでやっているんだ。もっと重要案件が山積しているのに滞ったままになってしまっている。」
というような内容の主張をする人がいますが、
この件は明らかに安倍内閣側が原因であると言えます。
憲法62条に「国政調査権」について「両議院は、各々国政に関する調査を行い、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。」と謳われており、
行政執行の中で違法行為の疑義のある事案があればこれを調査するのが国会の与えられた役割のひとつとなっているのです。
ですから「国政調査」は国民にとって非常に重要な案件です。
憲法の3本柱のひとつである国民主権の根幹部分として国政調査権の行使が規定されているのです。
もしも、その国政調査権を行使することでその他の法案が審議できないのなら
それは安倍氏がウソをついて逃げまわるのが原因なのですよ。
決して追及をしている側の責任ではありません。