ストーンズの初期のヒット曲
「スタンディング・イン・ザ・シャドー」をモチーフにしたイラストを描いてみたよ。
イントロの、ラッパの音のような、鐘の音のような不協和音から、いきなり、ラッパのリフから歌が始まるという、凝ったアレンジのロックナンバー。
この頃は、ビートルズを意識したといわれるアレンジが多いんだけど
ただ単に、真似してるわけじゃなく、ストーンズらしい泥臭い雰囲気が良く表されていると思うよ。
悪く言えば、洗練されてない感じで、嫌いな人は嫌いなんだろうけど、
「野蛮人魂」が大好きなボクには、この頃のストーンズも大好きなんだよね。
どちらかというと、最近のストーンズに物足りなさを感じるかな・・・
でも、まあ、今までホントにカッチョイー曲を作ってきたから、
今がどんなんでもまったく気にしないけどね。
「いままで素晴らしい曲をありがとー!」って言いたいよ。
歌詞も、この曲では
「影に立ってるキミのかーちゃんを見たことがあるかい?」
なんて、ちょっと意味深な感じの詩で
ミックが作りそうな、いかがわしい雰囲気になってて
そんなところも、惹かれちゃう。
泥臭くて、いかがわしくて、悪ぶった感じを前面に出して、
あえて、ビートルズとは対極路線を打ち出してるこの頃のストーンズも
「成功してやるぜ!」っていう雰囲気が出てて
それはそれで、好感がもてるよね。