yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

泣いてしまった映画4

2015年11月08日 | 映画
この映画もたぶん知らない人は誰もいないんじゃないかと思うほど有名だよね。

でも、本編だけじゃ涙は流れてこなかった。

それじゃいつ?というと、

最後の最後、実際に助けられたユダヤ人たちが一人ひとり石ころをもって現在も存在しているシンドラーのお墓の上に並べていくシーンを見てブアッと涙があふれ出した。

これもやっぱりシンドラーの気持ちが助けられたユダヤの人たちに伝わっていってたんだと感じたから。

助けられた人たちは本当に感謝の気持ちをもって一生懸命に生きてきたんだろうなということがそのシーンで伝わってきた。



映画「シンドラーのリスト」劇場予告


とにかく、今回の映画でもいえるんだけど

ドキュメンタリーチックではあるが別に正確なところを表現すれば良いってわけでもない。

亡くなった人の意思を生き残った人がしっかりと意識して生きていくというシチュエーションに感動するんだと思う。

追記***************************

他のいろんな映画も同じような表現は多いんだけど

でも、ツボにはまる映画ってのは少ない。

映像表現も音楽表現も絵画での表現も表現活動全般に言えることなんだけど

まあ逆を言うとそれだけいろいろと表現活動ってのは難しいということかな。

***************************
↑前回の投稿時あまりにも眠くて眠くて・・・(苦笑)
中途半端な書き込みになってましたので付け足しました。
失礼しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣いてしまった映画3

2015年11月06日 | 映画
これまでたくさんの映画を観てきたけど

思わず涙が出てきたっていうのは数本しかない。

別に感動しないってわけじゃないよ。

面白いなあって思うからこれまでたくさん観てるわけで。

でも「さあ、これでキミは感動の涙を流すはずだ、さあ感動しろ」みたいな映画じゃなんか泣けないんだよね。

例えば人が不治の病にかかって死んでしまう話とか、不幸な生い立ちを生きてきて最後に報われて「ああ、これで良かったね。終わり良ければすべて良し!」みたいな話、ただそれだけじゃ泣けないみたい。

そこまで感動しないというか、さ。

なんか仕組まれた感じがするみたいに思うのかな。

それが実話を基にした話だったとしても、ね。

ところが、そういう映画じゃないだろうなんてタカをくくって油断してた時に思わず涙が出てくることが多い。

ということは、やっぱり身構えてるのかな(苦笑)。

先入観も持たずにニュートラルな心の状態で観るように心掛けなければいけないね。



というわけで、第3回目の泣けた映画は、なんと「ターミネーター2」!

いや、この映画のどこで泣くの?という人もいるかもしれないけど

最後の最後、溶鉱炉にT-1000型を落とした後、学習機能が発達しいろんなことを学習して理解力が高まったT-800も自ら溶鉱炉の中に沈んでいくシーン。

ジョン・コナーとも父子みたいな関係になって、これからきっとジョンはT-800の思い出とともに強く生きていくんだろうなっていうのを予感させる終わり方。

T-800の気持ちが十分にジョンに伝わったようなところに心が震えたんだよね。

TERMINATOR 2 - New Trailer - Official (2015)


こうやってこれまで個人的に泣けた映画を3本ご紹介したけれど

ジャンルとしては全くバラバラなんだけど共通点もある。

まず誰かが死んじゃって、その亡くなった人の思いを残った人がしっかりと受け継いで強く生きていくんだろうなと予感されるような描き方がされたときブワッときちゃうんだろう。

まあ、死ななくてもいいんだけど、でも心を残して亡くなった方がより残された人に伝わる感じがするからそっちの方がより強固に伝わってくるかも。

この後にご紹介していく映画の中で別に誰も死なない映画もあるから、誰かが亡くなるのが前提ってわけでもないからね。

いやあ~、映画ってほんとにいいもんですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣いてしまった映画2

2015年11月05日 | 映画
映画を観て泣いてしまうことは実はほとんどない。

大概「ああ面白かった!」という程度で終わるんだけど、

ときどき意図せずボロボロと涙があふれ出す映画に出くわすことがある。

これまでの人生で2回目に泣いてしまった映画がイタリアのフェリーニ監督作品の「道」。

中学時代NHKで字幕放送を観て、これ以降映画を観るときは基本字幕で見るようになったきっかけにもなった作品。

主人公は大道芸人ザンパノ。これがまた粗暴で野卑な男なんだよね。

この男に買われたのがジェルソミーナ。貧乏のどん底から家族を救うため自らザンパノに買われていった。

そしてザンパノの妻として助手として一生懸命尽くすんだけど、

ザンパノは全く彼女を大事になんかせず、

結局は精神を病んでしまった彼女は捨てられてしまう。

その後月日が経ち、ザンパノが大道芸人としてのパフォーマンスができなくなった頃、ジェルソミーナがなくなってしまってることを知ってものすごい後悔の念に襲われるというお話。

いや、ホントになんとも救われないお話で、そういうお話は基本的に好きじゃないんだけど

この映画はなんとも泣けてきてしまった。

なんとも救われないエンディングなんだけど

主人公のザンパノが、その後ジェルソミーナの魂を受け継いでしっかりと生きていくんじゃないかと予想されてすごく感動したんだよね。

フェリーニ監督がそういうものを意識したのかどうかはわからないけど

ボク自身は最後にすごく希望を感じたんだよね。

La Strada Soundtrack---Nino Rota


↑この映画音楽を聴いただけで泣けてくる。

この音楽を男子フィギュアスケートの高橋大輔選手がフリーの演技で使用したんだけど

これはちょっと反則だと思ったくらい。

だって音楽を聴くだけで感動した気持ちがよみがえってくるんだもん。

スケートの演技で感動してるのか、映画のイメージで感動してるのかわからないから。(笑)

まあ、それくらい感動しました。

この映画で、ハリウッドだけじゃなくヨーロッパ映画も面白いんだなと気づかせてくれた作品でもある。

観てない方には是非お勧めしたい作品です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣いてしまった映画。

2015年11月04日 | 映画
小学校低学年の頃からよくTVで映画を観ていた。

その当時TVでは夜9時から何本もの映画番組があって、

月曜には「月曜ロードショー」

水曜には「水曜ロードショー」

金曜には「金曜洋画劇場」

土曜には「ゴールデン洋画劇場」

日曜には「日曜洋画劇場」

たしかこんなラインナップだったような気がする。

友人たちは映画よりは裏番組のドラマを見てることが多く、

映画なんて観る人はほとんどいなかった。

だから会話についていくことができず

大概「ふ~ん」と聞く側にまわってた。

だけど、映画を観ないようにするという選択肢は考えられなかった。

逆に「おもしろいよ」と吹聴してまわっていたんだけど、見始める人なんて一人もいなかった。

「まあ、しょうがないか、こんなにおもしろいのにもったいないな~」ぐらいにしか思わなかった。(苦笑)

んで、ジャンルなんかお構いなしに放映される映画を片っ端から見てたんだけど、

ときどきエロチックな映画やグロい映画なんかも平気で放映されてて

「エマニエル夫人」なんか家族で見てて

「女の裸がえろうたくさん出る映画じゃのう」なんていう感想を残し父や母が早々と退散し、兄もいたたまれなくなって自分の部屋に引っ込む中、一人で最後まで観ていたという記憶がある。

いや、よく途中で寝てしまって終わってから起こされて布団に移動なんていうのもよくあったかな。

と、まあそんな感じで相当な数の映画をこれまで見続けているんだけど

その中で「映画を観て初めて涙をボロボロ流した」記念すべき映画がこれ「ディア・ハンター」。

詳しい時期はよく覚えてないけど、1978年の映画らしいから小学校高学年か中学生になってからの放映だったかな。

とにかく、「何ないてんの?」と家族がびっくりしてたのを覚えてる。

ボクからしたら逆になんでこれで感動しないの?と思ったんだけど。


Theme from THE DEER HUNTER CAVATINA


↑これは映画のテーマソング。

もうこれを聴いただけで今でもウルウルきてしまう。

長い映画だし内容もベトナム戦争を舞台にした映画で重たい内容なんで、

今はなかなか観ようっていう気にはならないけど

でも一度は観ておいて損はないと思う。

芸達者な役者が勢ぞろいしているし、本当に感動します。

理不尽な運命に翻弄されながらも自分や仲間たちをお互いに支えあうという映画です。

興味のある方はぜひどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The Beatles - A Day In The Life

2015年11月01日 | ビートルズ
The Beatles - A Day In The Life


この曲はアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の最後を飾る曲で、このアルバムの中で一番好きな曲だった。

中学の頃このアルバムを購入してヘッドホンをして大音量でオーケストラが奏でる不協和音でズンズン上っていくパートを聴くたびに、背筋にゾクゾク鳥肌が立ってた。

その当時は80年代に入ってて、全編にエコーを利かせた曲ばかり。

シンセサイザーで隙間のない音の洪水であふれかえっていたから、こういうエコーもあまりかけずに録音されている音はすごく新鮮に感じた。

と、いうか80年代の音楽がいかにもうわべだけの底の浅い曲に聞こえてしかたがなかった。

だから聴くのは60年代、70年代の曲ばかりで

そのおかげで時代からどんどん取り残されることになっちゃうわけなんだけど(苦笑)。



でも、今になってこうして映像で見れるのは本当にうれしいね。

観てると、ここかしこにミックとキースの顔がちらちらと見える。

開始から20秒あたりでミック。

1分3秒の頃にキース。

1分44秒にはミックとキース。

2分37秒にはミック。

彼らはよくビートルズのレコーディング風景で見かけたりするから、ビートルズのことをずっと目標に追っかけをしてたんだろうなと思う。

ユーモアのセンスもあるし、アートも感じさせるビートルズは本当に現代のバンドもひっくるめて考えても別格の存在感を示してると思う。

おまけにポップさも兼ね備えているわけだから、向かうところ敵なしだよね。

いや、ホントサイコーです、彼らは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする