遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

花菖蒲

2016-05-29 14:18:01 | 日記
平成28年5月29日(日)

大池公園の花菖蒲園



毎年この時期になると、東海市の大池公園に在る
花菖蒲園では「大池公園花しょうぶ祭り」が開催されます。

大池公園は、名鉄の太田川駅(亦は新日鉄駅)で下車、
知多バスに乗り市役所前で下車、東海市役所のすぐ裏手に
在ります。バスでは所要6分程ですが、、私は大抵徒歩です。
ゆっくり歩いても15分程度です。
田んぼの畦の中を、農家の野菜作り(今はネギ坊主、来期用とか)
等を見ながら歩いて行くと、立派な東海市役所の建物が、、
裏手に抜けると直ぐ、大池公園の池の辺りに出ます。
目の前にこんもりとした芝生の山がありそれに沿って右手に
進むとアジサイがまだ青々と群がって所々に薄い赤や青の花が
アジサイは未だ少し早いようです。



見えて来ました。雪洞とのぼり旗に迎えられ、菖蒲園が、、、
淡い色や濃い色の白、ピンク、紫、青、黄、、とりどりの
花菖蒲が一面に咲いていました、、、、。





花菖蒲
アヤメ科の多年草、野花菖蒲の園芸品種で6月頃に開花。
葉はカキツバタなどに比べ大きく、丈も高い。
花の色は、白、桃、紫、青、黄等、絞りや履輪等多い。
今では品種改良を重ねて5000種類位あるといわれる。
品種は、江戸系、伊勢系、肥後系、長井系(山形)がある。

江戸系
日本の基礎と言われその品種は豊富で、江戸時代の中期に
葛飾の堀切に初めて「花菖蒲園」ができた。 浮世絵にも
描かれ、この期に300種類位の品種が作られた様です。

伊勢系
三重県松阪市を中心に鉢植え栽培が多い。
「伊勢しょうぶ」の名で三重県指定天然記念物もある。

肥後系
熊本県を中心に鉢植え観賞用として栽培される。
江戸期より門外不出として栽培されたが、大正時代に
外部に漏れ、今では熊本以外の庭園等にもみられる様です。

長井系
山形県長井市で栽培された品種で上記3系列に属さぬ
「長井古種」と言われる。品種改良される事なく今でも
江戸中期以前の原種も在る、長井市指定天然記念物。

花菖蒲とアヤメ、カキツバタの違い

花菖蒲(園芸種)

花は大きく、花の根元は黄色、丈80~100cm

アヤメ(草原に咲く)

花は小さく、花の根元網目状、丈30~60cm

カキツバタ(水辺に咲く)

花は中位、はなの根元は白色、丈50~70cm

「、、いずれアヤメかカキツバタ」の慣用句は、
どれも素晴らしく優劣が付け難いというう意味や
見分けが付けにくいという意味にも。




「大池公園の花菖蒲まつり」
場所 : 東海市大池公園(東海市役所すぐ裏)
期日 : 5月23日 ~ 6月12日 まで

今日の1句

花びらをこぼるる雫花菖蒲    ヤギ爺


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