令和3年8月13日(金)
お 盆 : 盂蘭盆会
7月13日から16日の間に、先祖の霊を迎えるもてなしと
送るまでの諸行事をいう。
「盂蘭盆会」「お盆」「魂祭」をいう。
釈迦の高弟の目連が、餓鬼道に堕ちた母親の苦しみを救う為
に行ったのが起源とされている。
インドで行われていた農耕儀式から発している。
日本では「日本書紀」に推古天皇14年(606年)「4月8
日、7月の15日に設斎す」と在り、我国最古の仏教行事と、
いわれている。
古くは年末に行われていたようだが時代を経て、江戸時代には
現在の様な、庶民の盆の形が完成されたようだ。
十二日には、「盆用意」(支度)のための草市(盆の市)が
立ち、十三日には迎え火を焚いて精霊を迎えるのが「迎え盆」
であり、家には「盆棚」を設へ、米や野菜を供える。
精霊を迎えた家には僧侶が「棚経」を上げに来る。
その間に遠く離れた家族等が帰省し、先祖を偲び打ち解け合う
貴重な時がある。 残念ながら去年に続き今年も県外移動の
自粛要請があり、家族団欒は儘ならないようである、、、、、
私の実家では、毎年盆の季節は女達(母親等)が忙しく働く。
今では両親も実家を継ぐ」兄も亡くなり、義姉が一人忙しく
世話をしている。
迎え火
胡瓜の馬、茄子の牛
供え膳
盆の前に、墓前の清掃に行き、盆用意、迎え火、朝昼晩三度の
供え膳、僧侶の棚経、精霊流し(今では精霊舟は廃止となり、
精霊舟(神奈川県三浦市の行事)
檀家寺へ納める
檀家寺へ精霊舟を納めに行く。後日、寺に「施餓鬼」詣でする。
ご苦労様です。(これに、親族等が来れば世話も、、、自粛中)
私達にはこれらはなく、盆休暇となる。
それでも毎年の墓参(3ヵ所)だけは欠かさず出かけている。
日頃の無沙汰を侘び、、両親はじめ兄弟、姉妹等を偲んでいる。
今日の1句
浪静か自粛風吹く盆休み ヤギ爺
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