桜田門を後に天下の銀座に出ました。
歌舞伎座をちょいと見てみたかったからです。。
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これも紅葉。。。
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歌舞伎役者、尾上辰之助が尾上松緑(四代目)を襲名しまして屋号は音羽屋です。
屋号は、坂東玉三郎・三津五郎の大和屋、松本幸四郎(兄)の高麗屋に中村吉右衛門(弟)の播磨屋など。
同じ中村でも鴈治郎、橋之助は成駒屋で勘九郎は中村屋。
市川團十郎・新之助は成田屋だが猿之助は澤潟(おもだか)屋。
ややこしいです。。。
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梨園(りえん)
言わずと知れた歌舞伎俳優の『世界』の事ですね。
何でこれが梨(なし)の園かって言うと、約1300年前の昔の中国、唐の時代の皇帝であった玄宗が梨の木の園で音楽を教えたとの話しから、梨園とは劇壇を(暗に)示す言葉になり、さらに歌舞伎界を示すようになりました。
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昼間の出し物は忠臣蔵でした。
●討ち入りが有った直後に出来た『碁盤太平記』から『仮名手本忠臣蔵』が出来るまで四十年位の間には‥実際の事件と芝居にはどれ位の相違が有るかは知らないけど。
何時の間にか芝居と史実の区別が無くなったらしくて、今、我々が思い描いている忠臣蔵の物語の大半は『仮名手本忠臣蔵』の内容なのですね。
仮名手本とは要するに《いろは歌》です。
いろは歌は、
色葉匂へど
散りぬるを
我が世誰そ
常ならむ
有為の奥山
今日越えて
浅き夢みし
酔ひもせず
と、七五調の解釈も有りますが、やはり仮名手本(寺子屋などで仮名の練習に遣う)なので七字区切りで現すのが通例です
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす
以上の様に四十七文字を一度だけ使った手習い文なのです。
故意か偶然か、各列の最後の文字を順に下に拾うと“とかなくてしす~咎(罪)無くて死す”となる有名な話です。
ちなみに。
内裏(だいり)お抱えの宮大工を匠(たくみ)と言い、匠の取り纏め長官を内匠頭(たくみのかみ)と呼ぶのです。
浅野内匠頭の『官名』、、、名誉職かなんかでしょうが。。。、、、です。
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ここは近代化に。。。
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もうすぐ解体。。。
でも、この日付と時刻を見れば分かるでしょうが、読売巨人軍の日本一優勝パレードの直後でした。
(地下鉄の出口が封鎖されていたので私は見ていません)
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凝った飾り。
はるかギリシャの辺り?から伝来したのかな。。。
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これで今回の東京の話は終わりです。
最後に寄った東京駅の駅ナカ、今はすごいんですね~
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見た人は全員分かると思いますが、サンタの眼前にある星座はウサギ座ですね。
奥さんがお土産を買っている間に見ていたらすぐ分かりましたよ!
今夜の月です。
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