アベノミクス成功のために、政府が経営者に「賃上げ」を要請するそうだが、労働組合は一体どうなったんだと言いたい。こんな時代が来るとは思わなかった。労働組合の組織率は今や15~6%に落ちているそうだが、労使の力関係は完全に使用者側優位となった。労働者“使い捨て”の時代に入ったのだろう。
この十数年、労働者の実質賃金はずっと減り続けている。だから、政府が音頭を取って「賃上げ」を実現しようということだろうが、なんと情けない時代・社会になったのだろう。われわれの若い頃は、放っておいても給料が20%以上も上がり、インフレを心配しつつ経営者に同情さえしたものだ。
しかし、今は全く違う。使用者側が断然有利になり、労働組合なんかほとんど役に立たなくなった。「連合」なんか完全に“御用組合”に成り果て、消費税の増税に狂奔する始末だ。こんな御用組合など、むしろ無くなった方がすっきりする。経営者側の“手先”に落ちぶれたからだ。恐ろしい時代になったものである。
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