矢嶋武弘・Takehiroの部屋

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全員生還! 奇跡のキスカ島撤退作戦

2024年12月12日 03時48分11秒 | 歴史

<2012年10月に書いた以下の記事を復刻します。>

キスカ島

戦史に詳しい人はとっくにご存知のはずだが、太平洋戦争中にアリューシャン列島のキスカ島から、日本軍の守備隊5200人余りが1人残らず無事に生還するという“快挙”があった。この史実を題材にした映画(DVD)を最近見たばかりなので、どうしても書きたくなった。
日本の戦争映画というと、玉砕・玉砕・玉砕の物語が多いが、玉砕は最も悲劇的で最悪のパターンである。ただ、そういう映画を見ると胸にジ~ンときて涙がこぼれてくる。 これに対して、映画『太平洋奇跡の作戦 キスカ』は、強力な米軍の包囲網下で、“濃霧”を利用して決死の救出作戦を行なう物語だ。もちろん、幸運にも恵まれたが、運を味方にして綿密な作戦が成功した。このキスカ撤退作戦は、後にアメリカ軍をも感嘆させた。結果的に、100%完全な撤退だったからである。 日本軍の犠牲者はゼロだった。これに対して、アメリカ軍は当然 日本軍がいるものと思い込み、誤った発砲を繰り返し、同士討ちで約100人もの犠牲者を出した。この撤退作戦を指揮したのは、木村昌福(まさとみ)海軍中将であった。 キスカ撤退作戦に関する記事もリンクしておく。(2012年10月11日)

キスカ島撤退作戦・・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%AB%E5%B3%B6%E6%92%A4%E9%80%80%E4%BD%9C%E6%88%A6#.E5.A5.87.E8.B7.A1.E3.81.AE.E4.BD.9C.E6.88.A6


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4 コメント

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Unknown (希土暁宣)
2012-10-14 11:24:22
ノモンハン以来、日本軍の作戦なんてろくなもんじゃない、と思っていましたが、こんなこともあったのですね。キスカという名前は聞いたことがあります。
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運を味方に成功 (矢嶋武弘)
2012-10-14 12:45:38
希土さん、幸運もあったのですが、慎重に見事に全員 無事に収容したのは大変なことだと思います。
玉砕の話はイヤというほど聞いていますが、こういうこともあったことは救いになりますね。
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他にもあります (指田文夫)
2022-04-15 08:53:57
映画『人間の条件』です。
これは、戦争映画で、ドンパチもありますが、色恋沙汰もあります。
梶と美智子の純愛もあります。
その意味ではフェミニズム映画で、そこが女性にも受けて、大ベストセラーになった理由だと思います。
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懐かしい映画 (矢嶋武弘)
2022-04-15 11:35:33
指田さん、『人間の条件』は懐かしい映画ですね。
何部作もあったから全部は見ていないと思いますが、ところどころ今でもよく覚えています。
俳優も大勢出ていましたが、なんと言っても仲代達矢が印象に残っています。令和の現代では、ああいう映画はもう作れないでしょう。
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