東京・三鷹市で18歳の女子高生がストーカーに刺殺される事件が起きたが、警察の対応が不十分だとか言う前に、なぜ被害者側の家族がもっと危機感を持って対応しなかったのかと言いたい。この事件については、まず殺害された女子高生に心から哀悼の意を表したい。
警察の発表によると、容疑者の21歳の青年は住んでいた京都から深夜バスに乗り、今月1日ごろ三鷹市の被害者宅の周辺に現われたという。それから1週間後に殺害という惨劇が起きたのだが、被害者と両親はその間、警察や学校に報告し相談もしている。
それは当然のことだが、ここでは警察の対応などが不十分だったとは言いたくない。もちろん、警察の対応が100%完全だったとは言わないが、そんなことよりもっと重大な事柄があるのではないか。
ここでストーカー規制法がどうのとか、専門的な話はしたくない。それよりもっと重大な注意点があるのではないか。それは、まずストーカーから身を隠せ! 緊急避難せよということである。事実、ある期間身を隠すことによって、ストーカー被害に遭わずに助かった例もある。
私が言いたいのは、ストーカーというのは“気狂い”と同じだということだ。気が狂っているのである。何をするか分からないのだ。そんなことは、ほとんどの読者が知っているだろう。そうであれば、今回の場合のようにストーカーが自宅周辺に現われた時点で、被害者側は警察に通報すると同時に、すぐに身を隠すべきであった。
もちろん、学校とか仕事など各人には予定があるだろう。しかし、そんなことを言っていたら、いつ殺されるか分からないのである。全てを警察に頼るわけにはいかない。今回だって加害者はいち早く被害社宅に忍び込み、クローゼットに身を隠してその時を待っていたではないか。
それらを全て取り締まるには、警察官を今の10倍、20倍の人員に増やしても足りない。だから、ストーカーが現われたりしたら、まず身を隠せ! 緊急避難せよと言いたい。親戚や友人、知人の家などどこでも良い。まず身を隠すことだ。そうして1週間、2週間たつうちに事態はおのずと変わってくるだろう。
もちろん身を隠したからといって、ストーカー被害がなくなるわけではないが、その間に警察の動きなどもあって事態は必ず変わってくるだろう。少なくとも、被害者側が殺害されることはない。長々と書くわけにはいかないが、まず身を隠せと言いたい。
最後に一言。通り魔事件や無差別犯罪と違って、ストーカー事件には概して「自己責任」の要素がかなりあるようだ。
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