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道端の草むらなどでは、この花も咲き始めていました。
ヨウシュヤマゴボウです。
北アメリカ原産の帰化植物ですが、今では普通に見ることができますね。とても大きくなりますが、この株は小さい方でしょうか。私の胸辺りまでは草丈がありました。
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果実は液果で、秋には黒熟します。
以前にも載せましたが、ヨウシュヤマゴボウは有毒植物です。
果実や根に有毒成分を含み、食すと腹痛・下痢・嘔吐をおこし、それから延髄に作用して痙攣をおこして、最悪の場合は死に至ります。皮膚に対しても刺激作用があるのです。
「ヤマゴボウ」と付くので、山菜のヤマゴボウ(モリアザミ)の根と混同して誤食することがあるそうです。ブドウの様に熟す実も、美味しそうに見えるので、幼児などが間違えて口にすることも考えられるので注意が必要です。
2011年の花
6月中旬 横浜市内にて