函館観光には、ほぼ市電を使いました。これは函館市電の路線図です。1913年(大正2年)に路面電車として走り始め、最盛期には12系統あった路線は現在2系統だけになり、函館どつく前と谷地頭を出た電車は、十字街から同じ線路を走り、湯の川まで行きます。週末の日中は、それぞれ1時間に4本ずつ電車が走っていました。
これは今回使った1日乗車券です。利用する年月日をスクラッチする方式は初めて見ました。料金は2kmまで210円で、最大260円かかります。3回乗れば元が取れる計算です。ただ、いくつかの店舗で割引などのサービスがあり、2日目の昼食をとった五島軒では、550円のソフトドリンクがサービスとなっていて、もうこれだけで元は取れた感じでした。
市電函館バス1日乗車券や市電函館バス2日乗車券、市電24時間乗車券などの他のお得な乗車券は、いずれもスマートフォン対応のみとなっています。交通系ICカードも使えるので、最終日はPASMOを使って乗りました。
これは最初に乗った電車です。2007年に導入された超低床電車です。入口から出口の床面を停留所の高さに揃えているそうです。この電車は2両連結されている感じです。
8000形は、昭和30年代製の800形の台車などを活用して、車体を2000形相当の物に取り替えた車両です。10両が運行されているそうですが、よく見かけた車両です。
こちらは2000形、1990年代初めに導入された車両です。この頃3000形も導入されていますが、写真を撮り忘れました。その3000形は函館市電初の冷房車だそうです。私が若い頃は、北海道を走る自動車には冷房があまり普及していなかったと記憶しています。夏でも涼しかった北海道ならではのことでしょうね。
これは昭和35年に登場した車両です。レトロな感じがなんともいえません。この形式は14両製造されたそうですが、今でも4両が営業運転をしているそうです。
最後に乗った電車は、昭和40年に登場した車両です。800形として残っているのはこの1両のみだそうです。市電のほとんどの車両は全面ラッピングが施されていますが、この車両はラッピングがされておらず、当時の標準色「笹色ツートン」と呼ばれる塗装です。
来年は還暦を迎える車両、中央扉横の窓の上には、形式番号がありました。この他にも車両形式はありますが、函館市電には現在37両の車両があるそうです。
横浜でもかつては市電が走っていましたが、1972年に全線が廃止されました。子供の頃に市電を見た微かな記憶があるのですが、乗ったことがあるか覚えていません。まあ、私が生まれ育った所には、市電は来ていませんでしたから、記憶が無いのも仕方が無いことだと思います。
函館の旅の記録は、今回が最後となります。次回からは、通常のブログに戻ります。
11月下旬 函館市内にて
様子、雰囲気などが伝わってきました。
見せていただき、・・・・・。
とてもsiawase気分です。
ブログ交流で、ちょっと得した気分、いいものですね。
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町の交通手段として良い風景を提供してい
ますよね。新潟県下ではもう見られない風
景ですが、たまにこうしたものがある地に
行くと、うれしくて撮影しますよね。
当方も函館へ行った時に撮影したのを記憶
しています。
路面電車で市内観光ですか・・・、かなり旅慣れしていますね。
一日乗車券も安いようで、経済的に観光が出来ますね。
高知にも路面電車は走って居ますが、ほとんど乗ったことが有りません。
時間を気にしない移動では、気楽な路面電車も良い物でしょうね。
今日は寒い朝を迎えました。
応援ありがとうございます。
神奈川県内では、江ノ電の一部に路面区間がありますが、こうした市電は無いので乗っていて楽しかったです。
市電を撮られていたのですね。
トロリーバス、横浜駅を中心に環状で走っていました。私は横浜でも郊外に住んでいたので、乗る機会は少なかったですが、やはり乗った記憶はあります。
子供心に不思議なバスと思っていました。
30年ほど前に、一人で高知を訪れたときに乗りましたよ。
はりまや橋を見ようと乗っていたら、知らないうちに通り過ぎていて、電停で降りて見に行ったことを思い出しました。