鮮やかな赤紫色の花の周りを、蜂達が飛び回っていました。
ゲンゲ[紫雲英](マメ科)です。窒素肥料となる緑肥として、よく田んぼに植えられていますが、蜜源植物としても有名です。
以前は、よく田植え前の田んぼが、赤紫色に染まっているのを見かけたものですが、最近はあまり見なくなりました。このゲンゲも、田んぼの隅に疎らに咲いていました。
ゲンゲの減少は、花の蜜を求める養蜂業者にとって死活問題みたいです。もうひとつの蜜源植物として有名なものに、アカシア(ニセアカシア=ハリエンジュ)がありますが、帰化植物として繁殖力が強く、従来の植生を脅かすということで、伐採を進めている地域があるそうです。このままの状況が続けば、日本産の蜂蜜がどんどん少なくなっていくことでしょう。でも既に、スーパーなどでお手頃価格で買い求められる蜂蜜は、中国産の物が多いようです。何でも輸入物に頼ろうとする姿勢は、早く改めないといけませんね。
レンゲソウとも呼びますが、レンゲとは花の感じが似ているだけで、まったく違う植物です。混同しないよう注意してください。
4月下旬 大和市内にて
ゲンゲ[紫雲英](マメ科)です。窒素肥料となる緑肥として、よく田んぼに植えられていますが、蜜源植物としても有名です。
以前は、よく田植え前の田んぼが、赤紫色に染まっているのを見かけたものですが、最近はあまり見なくなりました。このゲンゲも、田んぼの隅に疎らに咲いていました。
ゲンゲの減少は、花の蜜を求める養蜂業者にとって死活問題みたいです。もうひとつの蜜源植物として有名なものに、アカシア(ニセアカシア=ハリエンジュ)がありますが、帰化植物として繁殖力が強く、従来の植生を脅かすということで、伐採を進めている地域があるそうです。このままの状況が続けば、日本産の蜂蜜がどんどん少なくなっていくことでしょう。でも既に、スーパーなどでお手頃価格で買い求められる蜂蜜は、中国産の物が多いようです。何でも輸入物に頼ろうとする姿勢は、早く改めないといけませんね。
レンゲソウとも呼びますが、レンゲとは花の感じが似ているだけで、まったく違う植物です。混同しないよう注意してください。
4月下旬 大和市内にて
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