6月は閑散期ということで時間があったので子どもたち念願?の屋久島太忠岳登山に行ってきました。
子供たちの小学校の校庭からよく見えるシンボル的な山(高さ40mほどの天柱石が見える)なので前々から連れて行ってあげたいと思っていました。
少し揺れるつり橋を渡るとあっという間に整備された道が終わり、いよいよ本格的な登山となっていきます。
大きな屋久杉の切り株の中でひょっこりはんの真似をしています。
ヤクシマザルが近くにいてびっくり! 登山道のすぐ横です。
驚かさないようにそっと観察、ゆっくりその場を去っていきます。
有名な観光名所ヤクスギランドの中を通っていきます。名のとおり、至る所に大きな屋久杉が見られます。
こちらは花穂が一本ですがフタリシズカの花。
大きすぎてよく分からないかもしれませんが切株の中です。
こちらは屋久杉の倒木。屋久杉はなかなか腐らないので数百年まえの倒木かもしれません。
屋久杉以外の樹木も巨木で大変見ごたえがあります。右の赤茶色の木はヒメシャラ。
二本の杉が合体してしまった屋久杉。合体木と呼ばれます。
小田杉。先の方は折れてしまっていますが、他の植物が着生しているのがよく分かります。
サクラツツジの花びらが沢山落ちていました。もちろん標高の高い所ではまだ咲いているものもあります。
いよいよ世界自然遺産登録地域に入っていきますが、特別おおきな変化があるわけではありません。世界遺産の地域でなくても十分見応えのある自然です。
キノコ発見!
山頂が近くなってくると大きな岩がゴロゴロ。子供たちはこのようなものの方がアスレチックのようで楽しいようです。
後ろ姿の天柱石。とっても大きいのですが、写真だと伝わりきりません。
だんだん近づいていくと大きさを実感できます。
無事、天柱石に到着。小学3年生の娘の体力が心配でしたが、ずっとおしゃべりをしながら歩いていました。一番元気だったかもしれません。
天柱石から見える眺望です。遠くには安房の集落。大きな湖のようなものは荒川ダム。
少し南側の景色。
このような景色を見ながらのお昼ご飯、最高ですね。遠くは雲海のようになっていました。
帰り道、登山道上でヤクシカがこちらを見つめています。真ん中奥の方です。
山頂付近ではヤクシマシャクナゲの花も結構咲いていました。
こちらは看板はありませんが、釈迦杉と呼ばれています。
タツナミソウがいっぱい咲いていました。
最後つり橋で記念撮影。まだジャンプする元気があるようで良かったです。
屋久島と言えば縄文杉や白谷雲水峡が有名ですが、山登りが好きな方には太忠岳登山や黒味岳登山もお勧めです。