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NHK 熊本県のニュース|NHK NEWS WEB
www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/
養殖業者が赤潮対策
09月04日 16時24分
天草市沖のしていて、3日養殖のブリが3000匹死ぬ被害が確認されました。
熊本県では危機管理対策本部を設けて監視を強め、漁場では、被害の拡大を食い止めようと養殖業者などが対応に追われています。
熊本県によりますと、3日、天草市御所浦町沖の八代海で、養殖ブリがおよそ3000匹死んでいるのが確認されました。
県によりますと植物プランクトンの一種「シャットネラ」による赤潮が原因でシャットネラはきわめて有害で海水が赤く色づかなくても魚が死ぬことがあるということです。
このため県は危機管理対策本部を設置し天草市や地元漁協と連携して警戒にあたっています。
このうちブリやタイなどの養殖が盛んな天草市牛深町にある、熊本県海水養殖漁協本所では周辺の海域で採取された海水が持ち込まれ、担当者が、海水に含まれているシャットネラの数を確認する作業に追われていました。
天草市の牛深町沖ではこれまで目立った赤潮被害はないものの、ここ数日間でシャットネラの数は増加傾向にあるということです。
一方、養殖業者たちは養殖している魚にエサを与えない「餌止め」をすることで魚の体力の消耗を抑えるほか、漁船から濃い塩水をまいて、海の塩分濃度を高め、シャットネラの細胞を壊す作業にあたっていました。
ブリの養殖業者平山千一さんは「塩分濃度が下がったりすると細胞数が一気に増える可能性もあるので生産者どうし協力しあって、塩分濃度をあげる対策を進めたい」と話していました。
また、熊本県海水養殖漁協の深川英穂組合長は「引き続き餌止めをしながら魚をあまり騒がせないよう、魚の泳ぐ場所を作ってあげて、被害が出ないようにしたい」と話していました。
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養殖業者が赤潮対策
09月04日 16時24分
天草市沖のしていて、3日養殖のブリが3000匹死ぬ被害が確認されました。
熊本県では危機管理対策本部を設けて監視を強め、漁場では、被害の拡大を食い止めようと養殖業者などが対応に追われています。
熊本県によりますと、3日、天草市御所浦町沖の八代海で、養殖ブリがおよそ3000匹死んでいるのが確認されました。
県によりますと植物プランクトンの一種「シャットネラ」による赤潮が原因でシャットネラはきわめて有害で海水が赤く色づかなくても魚が死ぬことがあるということです。
このため県は危機管理対策本部を設置し天草市や地元漁協と連携して警戒にあたっています。
このうちブリやタイなどの養殖が盛んな天草市牛深町にある、熊本県海水養殖漁協本所では周辺の海域で採取された海水が持ち込まれ、担当者が、海水に含まれているシャットネラの数を確認する作業に追われていました。
天草市の牛深町沖ではこれまで目立った赤潮被害はないものの、ここ数日間でシャットネラの数は増加傾向にあるということです。
一方、養殖業者たちは養殖している魚にエサを与えない「餌止め」をすることで魚の体力の消耗を抑えるほか、漁船から濃い塩水をまいて、海の塩分濃度を高め、シャットネラの細胞を壊す作業にあたっていました。
ブリの養殖業者平山千一さんは「塩分濃度が下がったりすると細胞数が一気に増える可能性もあるので生産者どうし協力しあって、塩分濃度をあげる対策を進めたい」と話していました。
また、熊本県海水養殖漁協の深川英穂組合長は「引き続き餌止めをしながら魚をあまり騒がせないよう、魚の泳ぐ場所を作ってあげて、被害が出ないようにしたい」と話していました。