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1 棚田米今秋バチカンへ 世界遺産候補地春日集落育ち 指揮者西本さんと市 ...
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/360132/
棚田米今秋バチカンへ 世界遺産候補地春日集落育ち 指揮者西本さんと市関係者持参 「信仰の歴史アピール」 [長崎県]
2017年09月21日 06時00分
春日集落の棚田群と寺田一男会長
世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の候補地の一つ、平戸市の春日集落の棚田米が、バチカンのローマ法王庁に届けられることになった。11月のバチカン国際音楽祭に合わせて、市関係者6人が持参し、指揮者で平戸名誉大使の西本智実さんと一緒に届ける。
春日集落は、安満岳の裾野に400枚の棚田が広がる平戸島西岸の17世帯の集落。禁教期、キリシタン信者たちが棚田で稲作をしながらひそかに信仰を続けたとされ、当時の景観の名残があるという。
届けるのは、中核農家の増田浦蔵さん(60)が今年収穫した早場米コシヒカリの2キロ入り12袋。安満岳から流れてくる清流を引いて栽培し、甘味があるのが特徴だという。今年は風被害もなく順調に育った。
西本さんは同音楽祭で、母方の曽祖母の故郷、同市の生月島でかくれ信者が継承してきた歌オラショ(祈り)「ぐるりよーざ」を披露する予定。同行する春日町まちづくり協議会の寺田一男会長は「棚田米とともに、春日集落とかくれキリシタン信仰の歴史を世界にアピールしたい」と話している。
◇ ◇
春日集落の稲刈り体験 10月14日午前10時~午後2時。午前9時半、春日公民館前に集合。先着20人。大人2千円、小中高生千円(保険料、昼食代込み)。
=2017/09/21付 西日本新聞朝刊=
1 棚田米今秋バチカンへ 世界遺産候補地春日集落育ち 指揮者西本さんと市 ...
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/360132/
棚田米今秋バチカンへ 世界遺産候補地春日集落育ち 指揮者西本さんと市関係者持参 「信仰の歴史アピール」 [長崎県]
2017年09月21日 06時00分
春日集落の棚田群と寺田一男会長
世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の候補地の一つ、平戸市の春日集落の棚田米が、バチカンのローマ法王庁に届けられることになった。11月のバチカン国際音楽祭に合わせて、市関係者6人が持参し、指揮者で平戸名誉大使の西本智実さんと一緒に届ける。
春日集落は、安満岳の裾野に400枚の棚田が広がる平戸島西岸の17世帯の集落。禁教期、キリシタン信者たちが棚田で稲作をしながらひそかに信仰を続けたとされ、当時の景観の名残があるという。
届けるのは、中核農家の増田浦蔵さん(60)が今年収穫した早場米コシヒカリの2キロ入り12袋。安満岳から流れてくる清流を引いて栽培し、甘味があるのが特徴だという。今年は風被害もなく順調に育った。
西本さんは同音楽祭で、母方の曽祖母の故郷、同市の生月島でかくれ信者が継承してきた歌オラショ(祈り)「ぐるりよーざ」を披露する予定。同行する春日町まちづくり協議会の寺田一男会長は「棚田米とともに、春日集落とかくれキリシタン信仰の歴史を世界にアピールしたい」と話している。
◇ ◇
春日集落の稲刈り体験 10月14日午前10時~午後2時。午前9時半、春日公民館前に集合。先着20人。大人2千円、小中高生千円(保険料、昼食代込み)。
=2017/09/21付 西日本新聞朝刊=