特に天草は警戒

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６日にかけ大雪 特に天草は警戒
02月05日　23時03分
強い寒気の影響で県内は６日午前中にかけて大雪となるおそれがあります。特に天草地方では平地でも１５センチの雪が降ると予想され、気象台は天草地方に大雪警報を出して、積雪や路面凍結による交通への影響や農作物の管理に警戒するよう呼びかけています。

熊本地方気象台によりますと、九州北部の上空およそ１５００ｍには平年より１０度前後低い氷点下１２度以下の強い寒気が流れ込んでいる上、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象が起き、各地で厳しい冷え込みとなりました。
５日朝の最低気温は南小国町で氷点下６度７分、高森町で氷点下６度５分、阿蘇市乙姫で氷点下５度５分、熊本市で氷点下２度３分などと各地で０度を下回りました。
日中も気温はあまり上がらず、最高気温は高森町で氷点下２度９分、阿蘇市乙姫で氷点下１度７分と真冬日になり、南小国町で０度１分熊本市で３度３分などと各地で平年より６度から１０度ほど低くなりました。

厳しい冷え込みは今後も続き、県内では６日午前中にかけて断続的に雪が降り、大雪となるおそれがあり、特に天草地方では６日未明から昼前にかけて雪が強まる見込みです。
このため気象台は午後８時３５分、天草市と苓北町に大雪警報を出しました。

６日夕方までの２４時間に降る雪の量は、いずれも多いところで標高２００ｍを超える山間部では天草地方で２０センチ、熊本・阿蘇・球磨・芦北地方で１０センチ、平野部は天草地方で１５センチ、熊本・球磨・芦北地方で５センチと予想されています。

気象台は、積雪や路面の凍結による交通への影響、農作物や農業施設の管理に警戒するとともに、天草地方に加え、その他の地域でも電線や樹木への着雪、水道管の凍結などに注意するよう呼びかけています。

﨑津教会に半世紀ぶりにオルガンの音色

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﨑津教会に半世紀ぶりにオルガンの音色
2018年02月05日 11:58 現在
およそ９０年前に天草市の﨑津教会に持ち込まれたオルガンの音色が復活しました。
このオルガンはおよそ９０年前、フランス人宣教師のハルブ神父が長崎から﨑津教会に持ってきたものです。
しかし５０年以上前に故障しそのままの状態で保存されていましたが去年１２月に修復が完了。記念の演奏会が実現しました。
４日は天草市でピアノ講師を務める平石典子さんがハルブ神父の時代、ミサの時に歌われていた「アヴェ・マリア」など６曲を披露しました。
披露演奏会には信徒や観光客などおよそ１００人が集まり礼拝堂に鳴り響くオルガン独特の音色に聴き入っていました。

緩やか回復

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景気「緩やか回復」３期据え置き
02月05日　07時35分
九州財務局は、１月までの３か月間の県内の景気について、熊本地震の影響が観光など一部に残るものの、復旧需要により個人消費などが上向いているなどとして「緩やかに回復している」という判断を３期連続で据え置きました。

１月までの３か月間の県内の景気について九州財務局は、個人消費が熊本地震の影響で観光の一部に弱さが残るものの、乗用車の新車販売による効果が出ているほか、家電の高額品や省エネ機種が好調で、緩やかに回復しているとしています。
また企業の生産活動は、スマートフォン向けや自動車用の電子部品の受注が好調で回復しているとしているほか、雇用情勢の改善が進み人手不足感が高まっているとしています。
こうしたことから九州財務局は、県内の景気は「熊本地震の影響が一部に残るものの、緩やかに回復している」として３期連続で判断を据え置きました。
今後の見通しについて財務局は「復旧・復興需要などを背景に、景気は着実に回復していくと期待されるが、今後人手不足感が高まることで回復の動きに制約を及ぼす懸念がある」と話しています。