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1 NHK 熊本県のニュース|NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/
ア 高校生が原爆を自作物語で伝える
08月06日 17時08分
広島に原爆が投下されてから6日で73年です。
熊本県庁では、高校生たちが原爆の悲惨さを訴えようとパネルや絵を使って物語を上演する催しが行われました。
物語を上演したのは、核兵器の廃絶を目指して署名活動などを行っている県内の高校生や大学生あわせて10人です。
6日は高校生たちが広島や長崎の被爆者から直接、聞いた話をもとに制作した「ひなちゃんの夏の夢」という物語を上演し、登場人物などの絵を布の土台に貼って話を進める「パネルシアター」という手法で伝えました。
物語では、昭和20年8月にタイムスリップした小学5年生の女の子「ひなちゃん」が戦時中の生活を体験したあと、現代に戻って長崎で被爆したおばあちゃんから当時の話を聞きます。
「原爆で母や兄、妹を亡くし、住み慣れた町が焼け野原になった」と伝えるおばあちゃんとの会話を通して、高校生たちは大切な人の命を奪う原爆や戦争の悲惨さを訴えていました。
物語を見た熊本市の小学3年生の男の子は「とてもわかりやすかったです。原爆や戦争は絶対だめだと思いました」と話していました。
物語の主人公、ひなちゃんの声を担当した宇土高校2年の園田優希さんは「被爆した方々の思いが伝わるよう願いを込めて読みました。今後もこうした活動を通して、原爆の悲惨さなどを伝えていきたいです」と話していました。
イ 認知症でも運転やめず 警察が車を押収「やむをえない判断」
2018年8月6日 18時34分
高齢のドライバーによる事故が後を絶たず対策が急がれる中、神奈川県鎌倉市で認知症とみられる症状があるのに運転をやめようとしなかった男性について、警察が車検の切れた車を運転したとして検挙し、車を押収する措置を取っていたことがわかりました。警察は「重大な事故を防ぐためにはやむをえない判断だった」としています。
神奈川県警によりますと、鎌倉市に住む60代の男性は、車検を更新する際に認知症が疑われる言動があったため、警察や親族が運転をやめるよう説得していましたが応じなかったということです。
このため警察は先月、車検の切れた車を運転したとしてこの男性を逮捕し、車を押収する措置を取りました。
男性は1人暮らしで、5年ほど前から車で外出したあと、帰り道がわからなくなるなどのトラブルもたびたび起こしていたということです。
また、逮捕の翌日に釈放され、医師の診察を受けたところ認知症とわかったということで、押収された車は県外に住む親族のもとに返却されました。
今回の対応について、警察は「親族の了解も得ていて、重大な事故を防ぐためにはやむをえない判断だった」としています。
神奈川県内では、おととし、横浜市で認知症の男性が運転する軽トラックが通学中の小学生の列に突っ込み、1年生の男の子が死亡したほか、7人が重軽傷を負う事故が起きています。
専門家「警察の判断はしかたがない」
高齢者ドライバーの事故に詳しい実践女子大学の松浦常夫教授は「認知症の症状がある人がみずから認知症だと申告して運転をやめるケースはまれで、悲惨な事故を防ぐためにはほかにやりようがなく、警察の判断はしかたがない」と指摘しています。
そのうえで「具体的な危険が差し迫った状況では、警察などの強制権の行使も含め、バランスを考えた対応が必要ではないか」と話しています。
1 NHK 熊本県のニュース|NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/
ア 高校生が原爆を自作物語で伝える
08月06日 17時08分
広島に原爆が投下されてから6日で73年です。
熊本県庁では、高校生たちが原爆の悲惨さを訴えようとパネルや絵を使って物語を上演する催しが行われました。
物語を上演したのは、核兵器の廃絶を目指して署名活動などを行っている県内の高校生や大学生あわせて10人です。
6日は高校生たちが広島や長崎の被爆者から直接、聞いた話をもとに制作した「ひなちゃんの夏の夢」という物語を上演し、登場人物などの絵を布の土台に貼って話を進める「パネルシアター」という手法で伝えました。
物語では、昭和20年8月にタイムスリップした小学5年生の女の子「ひなちゃん」が戦時中の生活を体験したあと、現代に戻って長崎で被爆したおばあちゃんから当時の話を聞きます。
「原爆で母や兄、妹を亡くし、住み慣れた町が焼け野原になった」と伝えるおばあちゃんとの会話を通して、高校生たちは大切な人の命を奪う原爆や戦争の悲惨さを訴えていました。
物語を見た熊本市の小学3年生の男の子は「とてもわかりやすかったです。原爆や戦争は絶対だめだと思いました」と話していました。
物語の主人公、ひなちゃんの声を担当した宇土高校2年の園田優希さんは「被爆した方々の思いが伝わるよう願いを込めて読みました。今後もこうした活動を通して、原爆の悲惨さなどを伝えていきたいです」と話していました。
イ 認知症でも運転やめず 警察が車を押収「やむをえない判断」
2018年8月6日 18時34分
高齢のドライバーによる事故が後を絶たず対策が急がれる中、神奈川県鎌倉市で認知症とみられる症状があるのに運転をやめようとしなかった男性について、警察が車検の切れた車を運転したとして検挙し、車を押収する措置を取っていたことがわかりました。警察は「重大な事故を防ぐためにはやむをえない判断だった」としています。
神奈川県警によりますと、鎌倉市に住む60代の男性は、車検を更新する際に認知症が疑われる言動があったため、警察や親族が運転をやめるよう説得していましたが応じなかったということです。
このため警察は先月、車検の切れた車を運転したとしてこの男性を逮捕し、車を押収する措置を取りました。
男性は1人暮らしで、5年ほど前から車で外出したあと、帰り道がわからなくなるなどのトラブルもたびたび起こしていたということです。
また、逮捕の翌日に釈放され、医師の診察を受けたところ認知症とわかったということで、押収された車は県外に住む親族のもとに返却されました。
今回の対応について、警察は「親族の了解も得ていて、重大な事故を防ぐためにはやむをえない判断だった」としています。
神奈川県内では、おととし、横浜市で認知症の男性が運転する軽トラックが通学中の小学生の列に突っ込み、1年生の男の子が死亡したほか、7人が重軽傷を負う事故が起きています。
専門家「警察の判断はしかたがない」
高齢者ドライバーの事故に詳しい実践女子大学の松浦常夫教授は「認知症の症状がある人がみずから認知症だと申告して運転をやめるケースはまれで、悲惨な事故を防ぐためにはほかにやりようがなく、警察の判断はしかたがない」と指摘しています。
そのうえで「具体的な危険が差し迫った状況では、警察などの強制権の行使も含め、バランスを考えた対応が必要ではないか」と話しています。