熊本天草道路の大矢野区間、新年度着手へ
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1 熊日 熊本天草道路の大矢野区間、新年度着手へ 県「渋滞解消に効果」
熊本天草道路の大矢野区間、新年度着手へ 県「渋滞解消に効果」
2019/1/7 12:00
©株式会社熊本日日新聞社
熊本市と天草市を結ぶ熊本天草幹線道路(約70キロ)の未整備区間のうち、上天草市の大矢野市街地区間(約3キロ)について、県が2019年度に事業化の方針を固めたことが6日、分かった。同区間の国道の渋滞解消も期待でき、天草方面へのアクセス改善効果は大きいと判断した。
同区間は現在、上天草市大矢野町の市街地を縦貫する国道266号が幹線だが、渋滞が慢性化している。県道路整備課によると、18年6月に天草市河浦町の「崎津集落」が世界文化遺産に登録されたことなどで、7月の休日交通量は1日2万8300台と約3年前の調査から3割近く増加し、渋滞に拍車をかけているという。
このため、「大矢野区間は時間短縮効果が大きく、災害時の代替道路にもなる」と判断。9月に国などと協議し、県の最優先整備区間に位置付けた。
5月に開通した宇城市三角町-上天草市大矢野町の新天草1号橋(天城橋)を含む三角大矢野道路(大矢野バイパス)を天草市方面へ延伸し、片側1車線の地域高規格道路を建設する。
事業化には、国の19年度新規事業採択が必要だが、採択されれば詳細なルートを決める調査に入る。
熊本天草幹線道路は熊本市-宇城市三角町(約32キロ)を国が整備し、残り区間を県が整備する。全体の進捗[しんちょく]率は開通済みが24%、施工中が17%。国は未着手の宇土市上網田町-三角町区間(約12キロ)を優先整備する方針を決めている。(野方信助)
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1 熊日 熊本天草道路の大矢野区間、新年度着手へ 県「渋滞解消に効果」
熊本天草道路の大矢野区間、新年度着手へ 県「渋滞解消に効果」
2019/1/7 12:00
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熊本市と天草市を結ぶ熊本天草幹線道路(約70キロ)の未整備区間のうち、上天草市の大矢野市街地区間(約3キロ)について、県が2019年度に事業化の方針を固めたことが6日、分かった。同区間の国道の渋滞解消も期待でき、天草方面へのアクセス改善効果は大きいと判断した。
同区間は現在、上天草市大矢野町の市街地を縦貫する国道266号が幹線だが、渋滞が慢性化している。県道路整備課によると、18年6月に天草市河浦町の「崎津集落」が世界文化遺産に登録されたことなどで、7月の休日交通量は1日2万8300台と約3年前の調査から3割近く増加し、渋滞に拍車をかけているという。
このため、「大矢野区間は時間短縮効果が大きく、災害時の代替道路にもなる」と判断。9月に国などと協議し、県の最優先整備区間に位置付けた。
5月に開通した宇城市三角町-上天草市大矢野町の新天草1号橋(天城橋)を含む三角大矢野道路(大矢野バイパス)を天草市方面へ延伸し、片側1車線の地域高規格道路を建設する。
事業化には、国の19年度新規事業採択が必要だが、採択されれば詳細なルートを決める調査に入る。
熊本天草幹線道路は熊本市-宇城市三角町(約32キロ)を国が整備し、残り区間を県が整備する。全体の進捗[しんちょく]率は開通済みが24%、施工中が17%。国は未着手の宇土市上網田町-三角町区間(約12キロ)を優先整備する方針を決めている。(野方信助)