潜伏キリシタン没収品を返還要請
下のキーワードを検索して下さい。
1 NHK長崎県のニュース
www3.nhk.or.jp/lnews/k/nagasaki/
潜伏キリシタン没収品を返還要請
02月20日 15時21分
カトリック長崎大司教区は、江戸時代に長崎奉行所が潜伏キリシタンから没収し、いまは東京国立博物館が所蔵している十字架などの返還を要請していくことになり、20日、長崎県に協力を申し入れました。
東京国立博物館は、十字架やマリア観音像など428件の「キリシタン関係遺品」を所蔵していて、一部は、国の重要文化財に指定されています。
このうち218件は、もともとは、キリスト教が禁じられていた江戸時代に長崎奉行所がいまの長崎市浦上地区の潜伏キリシタンから没収したものです。
去年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録され、ことしは、ローマ法王が長崎を訪問することから、カトリック長崎大司教区は東京国立博物館に返還を要請することを決め、「潜伏キリシタン遺品返還実行委員会」を発足させました。
実行委員会のメンバーは20日、長崎県の平田研副知事に会って、「先人の思いを継承していく上で、遺品を浦上の地に返還していただき、この地で保管しながら語り継いでいくことに大きな意味がある」として、遺品の返還への協力を申し入れました。
実行委員会の久志利津男委員長は、「ハードルは高いと思うが、まずは信者が返還を求めていることを知って欲しい」と、話しています。
これについて、東京国立博物館は、「連絡を受けていないので、お答えできません」としています。
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潜伏キリシタン没収品を返還要請
02月20日 15時21分
カトリック長崎大司教区は、江戸時代に長崎奉行所が潜伏キリシタンから没収し、いまは東京国立博物館が所蔵している十字架などの返還を要請していくことになり、20日、長崎県に協力を申し入れました。
東京国立博物館は、十字架やマリア観音像など428件の「キリシタン関係遺品」を所蔵していて、一部は、国の重要文化財に指定されています。
このうち218件は、もともとは、キリスト教が禁じられていた江戸時代に長崎奉行所がいまの長崎市浦上地区の潜伏キリシタンから没収したものです。
去年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録され、ことしは、ローマ法王が長崎を訪問することから、カトリック長崎大司教区は東京国立博物館に返還を要請することを決め、「潜伏キリシタン遺品返還実行委員会」を発足させました。
実行委員会のメンバーは20日、長崎県の平田研副知事に会って、「先人の思いを継承していく上で、遺品を浦上の地に返還していただき、この地で保管しながら語り継いでいくことに大きな意味がある」として、遺品の返還への協力を申し入れました。
実行委員会の久志利津男委員長は、「ハードルは高いと思うが、まずは信者が返還を求めていることを知って欲しい」と、話しています。
これについて、東京国立博物館は、「連絡を受けていないので、お答えできません」としています。