厳重警戒とともに早めの避難を
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1 NHK 九州で断続的に激しい雨 厳重警戒とともに早めの避難を
九州で断続的に激しい雨 厳重警戒とともに早めの避難を
2019年7月1日 22時34分大雨
活発な前線の影響で、九州では断続的に激しい雨が降っています。すでに大雨となっている地域では、土砂災害や川の氾濫、浸水が急に発生するおそれがあり、厳重な警戒を続けるとともに早めの避難を心がけてください。
気象庁によりますと、梅雨前線が停滞し続け、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州には雨雲が長時間かかり、鹿児島県や熊本県で断続的に激しい雨が降っています。
鹿児島県では、日置市で24時間の雨量が平年の7月1か月分を超える320ミリに達して観測史上最も多くなるなど、各地で大雨となっています。
これまでの雨で、鹿児島県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
今後も前線は停滞し、活動が活発な状態が続くため、九州では局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
九州では同じような場所で雨が降り続く見込みで、すでに大雨となっている地域では土砂災害や川の氾濫、浸水が急に発生するおそれがあります。
2日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで九州南部で150ミリ、九州北部で100ミリ、四国で80ミリと予想され、さらに3日夕方までの24時間には九州南部と北部で100ミリから200ミリ、四国で100ミリから150ミリの雨が降ると予想されています。
前線の活動が活発な状態は、今月4日以降も続く見込みで、九州を中心に西日本の各地で激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、雨量の多い地域を中心に、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
夜間は周囲の状況を確認しづらく避難が難しい場合があります。住んでいる場所の危険性や最新の気象情報などを確認し、早めの避難を心がけてください。