# 熊本県芸術文化祭オープニング # 藤井聡太七段 谷川九段に勝利、
下のキーワードを検索してください。
1 熊日 民謡競演で会場一体 熊本県芸術文化祭オープニング
民謡競演で会場一体 熊本県芸術文化祭オープニング
2019/9/2 15:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
県芸術文化祭オープニングステージで「牛深ハイヤ節」を披露する牛深ハイヤ保存会=1日、熊本市中央区
第61回熊本県芸術文化祭の開幕を飾るオープニングステージ「大地のうた」が1日、熊本市中央区の県立劇場であった。熊本の豊かな民謡文化をテーマに、県内外の民謡歌手や演奏家ら約200人が、おなじみの曲で盛り上げた。県文化協会などでつくる実行委の主催。
ステージは尺八演奏家の藤原道山さん(47)=東京都=が総合演出を務め、「五木の子守唄」で開演。前半は「おてもやん」「球磨の六調子」など熊本の民謡を紹介した。
後半は牛深ハイヤ節に始まり、ハイヤがルーツとされる「佐渡おけさ」「阿波おどり」など全国の有名な民謡を披露。藤原さんが「牛深に寄港した漁師らが、ハイヤを全国に広めたと考えられる」と解説した。
フィナーレは、民謡歌手伊藤多喜雄さんの「TAKiOのソーラン節」。出演者全員の迫力ある歌と演奏に、観客が「どっこいしょー」などと合いの手を入れ、会場は一体感に包まれた。
県芸術文化祭は12月まで、各地で計213の展覧会やコンサートが予定されている。(平澤碧惟)
(2019年9月2日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
2 フジ 藤井聡太七段「9年前の雪辱」果たす 谷川九段に勝利、初の王将戦挑戦者決定リーグ進出 (1/2ページ)
藤井聡太七段「9年前の雪辱」果たす 谷川九段に勝利、初の王将戦挑戦者決定リーグ進出 (1/2ページ)
2019.9.2
将棋の藤井聡太七段(17)が1日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第69期王将戦2次予選決勝で、谷川浩司九段(57)と対局。永世名人の資格を持つ谷川九段を57手で破り、初の挑戦者決定リーグへの進出を決めた。「9年前の因縁」を果たし、史上最年少タイトルに視界が開けた藤井七段だが、その先には“いばらの道”が待っている。
年内のタイトル戦挑戦者になる可能性が唯一残る王将戦で藤井七段は、谷川九段が「大悪手」と認める一手に対し、冷静に指し回した。
対局後、藤井七段は「谷川先生の鋭い終盤術に憧れていた。公式戦が実現できてうれしかった」とプロ入り当初から憧れだった谷川九段との対局を振り返った。
将棋界のレジェンドとの、公式戦での対局に藤井七段がこだわったのは、9年前の「一局」にある。
藤井七段が小学2年生のとき、将棋イベントに参加し、谷川九段と「飛車角2枚落ち」のハンデで対局。優勢だった谷川九段が引き分けを提案すると、藤井少年は将棋盤に覆いかぶさって大泣きしたのだ。
負けず嫌いで有名な藤井七段がようやく雪辱を果たす結果となったが、当時から突出した勝負への執念には、師匠の杉本昌隆八段(50)も驚いたという。
2ページ
谷川九段に勝利し、勢いに乗りたい藤井七段だが、王将戦は挑戦者となるのが最も難しいとされる棋戦の一つ。7人のリーグ戦では、豊島将之二冠(29)や、久保利明・前王将(48)などそうそうたる棋士が藤井七段の前に立ちはだかる。
リーグ戦は今月下旬にスタートする。挑戦権を獲得すれば、渡辺三冠との王将戦は来年1月から開幕する。藤井七段が勝ち進めば、屋敷伸之九段(47)が持つ史上最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)の更新にも期待が集まる。
勝てばこの日、勝利数が歴代単独3位の1325勝となるはずだった谷川九段は「私の内容が悪かった。今度機会があれば、競り合いができるようにしたい」。藤井七段へのリベンジを誓った。
下のキーワードを検索してください。
1 熊日 民謡競演で会場一体 熊本県芸術文化祭オープニング
民謡競演で会場一体 熊本県芸術文化祭オープニング
2019/9/2 15:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
県芸術文化祭オープニングステージで「牛深ハイヤ節」を披露する牛深ハイヤ保存会=1日、熊本市中央区
第61回熊本県芸術文化祭の開幕を飾るオープニングステージ「大地のうた」が1日、熊本市中央区の県立劇場であった。熊本の豊かな民謡文化をテーマに、県内外の民謡歌手や演奏家ら約200人が、おなじみの曲で盛り上げた。県文化協会などでつくる実行委の主催。
ステージは尺八演奏家の藤原道山さん(47)=東京都=が総合演出を務め、「五木の子守唄」で開演。前半は「おてもやん」「球磨の六調子」など熊本の民謡を紹介した。
後半は牛深ハイヤ節に始まり、ハイヤがルーツとされる「佐渡おけさ」「阿波おどり」など全国の有名な民謡を披露。藤原さんが「牛深に寄港した漁師らが、ハイヤを全国に広めたと考えられる」と解説した。
フィナーレは、民謡歌手伊藤多喜雄さんの「TAKiOのソーラン節」。出演者全員の迫力ある歌と演奏に、観客が「どっこいしょー」などと合いの手を入れ、会場は一体感に包まれた。
県芸術文化祭は12月まで、各地で計213の展覧会やコンサートが予定されている。(平澤碧惟)
(2019年9月2日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
2 フジ 藤井聡太七段「9年前の雪辱」果たす 谷川九段に勝利、初の王将戦挑戦者決定リーグ進出 (1/2ページ)
藤井聡太七段「9年前の雪辱」果たす 谷川九段に勝利、初の王将戦挑戦者決定リーグ進出 (1/2ページ)
2019.9.2
将棋の藤井聡太七段(17)が1日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第69期王将戦2次予選決勝で、谷川浩司九段(57)と対局。永世名人の資格を持つ谷川九段を57手で破り、初の挑戦者決定リーグへの進出を決めた。「9年前の因縁」を果たし、史上最年少タイトルに視界が開けた藤井七段だが、その先には“いばらの道”が待っている。
年内のタイトル戦挑戦者になる可能性が唯一残る王将戦で藤井七段は、谷川九段が「大悪手」と認める一手に対し、冷静に指し回した。
対局後、藤井七段は「谷川先生の鋭い終盤術に憧れていた。公式戦が実現できてうれしかった」とプロ入り当初から憧れだった谷川九段との対局を振り返った。
将棋界のレジェンドとの、公式戦での対局に藤井七段がこだわったのは、9年前の「一局」にある。
藤井七段が小学2年生のとき、将棋イベントに参加し、谷川九段と「飛車角2枚落ち」のハンデで対局。優勢だった谷川九段が引き分けを提案すると、藤井少年は将棋盤に覆いかぶさって大泣きしたのだ。
負けず嫌いで有名な藤井七段がようやく雪辱を果たす結果となったが、当時から突出した勝負への執念には、師匠の杉本昌隆八段(50)も驚いたという。
2ページ
谷川九段に勝利し、勢いに乗りたい藤井七段だが、王将戦は挑戦者となるのが最も難しいとされる棋戦の一つ。7人のリーグ戦では、豊島将之二冠(29)や、久保利明・前王将(48)などそうそうたる棋士が藤井七段の前に立ちはだかる。
リーグ戦は今月下旬にスタートする。挑戦権を獲得すれば、渡辺三冠との王将戦は来年1月から開幕する。藤井七段が勝ち進めば、屋敷伸之九段(47)が持つ史上最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)の更新にも期待が集まる。
勝てばこの日、勝利数が歴代単独3位の1325勝となるはずだった谷川九段は「私の内容が悪かった。今度機会があれば、競り合いができるようにしたい」。藤井七段へのリベンジを誓った。