中学生が命の大切さを学ぶ教室
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1 NHK 熊本県のニュース
中学生が命の大切さを学ぶ教室
09月12日 17時14分
犯罪に巻き込まれて娘を失った母親から講演を聞き、命の大切さについて学ぶ教室が、12日、熊本市内の中学校で開かれました。
この講演会は、熊本県警察本部が企画して熊本市南区の力合中学校で行われ、生徒や教員などおよそ540人が参加しました。
講演したのは、山口県防府市に住む中谷加代子さんで、平成18年に、当時20歳で高等専門学校生だった長女の歩さんを、同級生の少年に殺害されたということです。
中谷さんは、事件後、亡くなった娘と対面した時のことを振り返り、「歩を失った現実をなかなか受け止められず、どこにいても何をしていても涙が流れ続けた。今でも『ただいま』と言って帰ってくるような気がする。命が失われると、その家族も友達も先生も加害者の家族も本当に悲しい。悔しい思い、情けない思いもたくさんする」と話しました。
その上で、生徒たちに向けて、「どうか生きることを真剣に考えて周りの人のことを大切に思って欲しい。皆さんには今、生きている幸せをたくさん感じながら生きていってほしい」と力強く呼びかけました。
講演を聞いた3年生の女子生徒は「いま、自分が生きていることが大切ということに気づけた。みんなが幸せだったら、事件は起きないと思ったので、周りの人の気持ちを考えて行動したい」と話していました。
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中学生が命の大切さを学ぶ教室
09月12日 17時14分
犯罪に巻き込まれて娘を失った母親から講演を聞き、命の大切さについて学ぶ教室が、12日、熊本市内の中学校で開かれました。
この講演会は、熊本県警察本部が企画して熊本市南区の力合中学校で行われ、生徒や教員などおよそ540人が参加しました。
講演したのは、山口県防府市に住む中谷加代子さんで、平成18年に、当時20歳で高等専門学校生だった長女の歩さんを、同級生の少年に殺害されたということです。
中谷さんは、事件後、亡くなった娘と対面した時のことを振り返り、「歩を失った現実をなかなか受け止められず、どこにいても何をしていても涙が流れ続けた。今でも『ただいま』と言って帰ってくるような気がする。命が失われると、その家族も友達も先生も加害者の家族も本当に悲しい。悔しい思い、情けない思いもたくさんする」と話しました。
その上で、生徒たちに向けて、「どうか生きることを真剣に考えて周りの人のことを大切に思って欲しい。皆さんには今、生きている幸せをたくさん感じながら生きていってほしい」と力強く呼びかけました。
講演を聞いた3年生の女子生徒は「いま、自分が生きていることが大切ということに気づけた。みんなが幸せだったら、事件は起きないと思ったので、周りの人の気持ちを考えて行動したい」と話していました。