# 不登校生徒の進学サポート 通信制高、NPO # レバノン検察 ゴーン被告を「渡航禁止」に # 防犯カメラにゴーン被告の姿 目立たないよう脇道を通ったか
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1 熊日 不登校生徒の進学サポート 自分のペースで学習できる通信制高、NPO運営の予備校… 学ぶ形や環境、多様に
くまもと令和ライフ 10代▶受験と学校(3)
2020/1/9 12:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
大学受験に向け学習に励む中西雄一さん(左)=2019年12月、熊本市中央区
「公式が書いてあるページ開いて」。両側についたてのあるブースで、講師と生徒がマンツーマンで数学の問題を解いていく。
家庭教師派遣業などを手掛ける「トライグループ」(本社・東京)が全国80カ所の教室で運営する「トライ式高等学院」熊本駅前キャンパス=熊本市中央区=の“授業”だ。同グループの講師が、提携する通信制高に通う不登校の生徒の学習をサポートしている。
このキャンパスに通う2年の中西雄一さん=同市中央区=は、同市内の私立高に入学したが、1年生の夏休み明けに、だるさや頭痛などですぐに起きられなくなる「起立性調節障害」と診断され、1カ月ほど欠席。その際、親の知り合いから勧められ、通信制高へ転校した。
最初は周りの目が気になったが、「社会に出てから大事なのは、最終的にどの大学を卒業したかだ」と割り切った。第一志望を私大の薬学部に決めたため、全日制と違って受験科目に絞って勉強できる点も魅力だった。
「同じ高校から転校してきた生徒も何人か在籍している。親の理解もあって、通信制を選ぶ人は増えている」と話す中西さん。
駅前キャンパスには週6日通い、午前9時から個別授業や自主学習に励む。下校は通常午後7時。午後10時になることもあるという。「時間の使い方を自分で決められるので勉強量が増えた。自信にもつながっている」
また、駅前キャンパス3年の女子生徒=同市東区=は、クラスや部活動の人間関係に悩み、県立高1年の夏から不登校気味に。1年の冬に転校し、県外私立大を目指して勉強を始めた。
入学から1年間は周囲になじめず、学校生活を楽しめない日々が続いた。だが、3年になって何でも言い合える女性の友人ができてからは、通うことが楽しくなった。その子も人間関係がつらくなり、転校。同じ悩みを共有できる大切な存在だという。「ここに来て本当に良かった」
同学院の物部晃之学院長(40)は「学習面だけでなく、居場所づくりや夢の実現など、さまざまな面から生徒を支えることに重きを置いている」と強調。その上で、「以前に比べて、子どもが学ぶ形や環境は多様になった。自分のペースで目標を目指せる場所があることを多くの人に知ってほしい」と話す。
一方、熊本県内で不登校生の支援を続けるNPO法人「くまもと学習支援ネットワーク」(熊本市)は、医療・看護受験専門の予備校を運営している。
予備校は、運営するフリースクールの生徒の中で「資格を取りたい」という生徒が多かったことから、2017年4月に開校。10人ほどが熊本大医学部や看護専門学校への進学を目指している。
中山聖也代表(35)は「これからも個々のニーズに合った、きめ細やかな対応をしていきたい」と力を込めた。(渡具知萌絵)
2 NHK レバノン検察 ゴーン被告を「渡航禁止」に
レバノン検察 ゴーン被告を「渡航禁止」に
2020年1月9日 20時38分ゴーン元会長
保釈中に中東のレバノンに逃亡した日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告について、レバノンの検察は9日、日本からの要請を受けてICPO=国際刑事警察機構から出された国際手配書などに基づいて本人から事情を聞きました。そして当面、元会長が国外へ渡航することを禁止しました。レバノンの検察は、日本からさらに書類を取り寄せるなどして調べを進めた上で、元会長を訴追するかどうか決めるとしています。
3 NHK 防犯カメラにゴーン被告の姿 目立たないよう脇道を通ったか
2020年1月9日 18時58分ゴーン元会長
中東のレバノンに逃亡した、日産自動車の元会長のカルロス・ゴーン被告とみられる人物が写った防犯カメラの新たな映像です。保釈中の住居を出たあと、大通りからいったん脇道に入って歩く姿が写っていて、警察などは目立たないように脇道を通った可能性もあるとみて調べています。
海外への渡航が禁じられていた日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告(65)は先月30日、中東のレバノンに入国し、警察などは防犯カメラの映像をたどっていく「リレー方式」と呼ばれる捜査で足取りを調べています。
その結果、先月29日の午後2時半ごろ、保釈中の住居を出たあと、東京 麻布十番に設置された防犯カメラにゴーン元会長とみられる人物が写っていたことが分かりました。
上下ともに黒っぽい服装で黒い靴を履き、帽子とマスクをしていて、大通りの麻布通りからいったん脇道に入って飲食店の前を足早に歩く姿が写っていました。
警察もこの映像を回収し分析を進めています。
さらにこのおよそ5分後には、200メートルほど離れた六本木の路上を歩く姿もカメラに写っていて、このあと港区内の高級ホテルで協力者のアメリカ人2人と合流したとみられています。
警察などは、目立たないように脇道を通った可能性もあるとみて調べています。
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1 熊日 不登校生徒の進学サポート 自分のペースで学習できる通信制高、NPO運営の予備校… 学ぶ形や環境、多様に
くまもと令和ライフ 10代▶受験と学校(3)
2020/1/9 12:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
大学受験に向け学習に励む中西雄一さん(左)=2019年12月、熊本市中央区
「公式が書いてあるページ開いて」。両側についたてのあるブースで、講師と生徒がマンツーマンで数学の問題を解いていく。
家庭教師派遣業などを手掛ける「トライグループ」(本社・東京)が全国80カ所の教室で運営する「トライ式高等学院」熊本駅前キャンパス=熊本市中央区=の“授業”だ。同グループの講師が、提携する通信制高に通う不登校の生徒の学習をサポートしている。
このキャンパスに通う2年の中西雄一さん=同市中央区=は、同市内の私立高に入学したが、1年生の夏休み明けに、だるさや頭痛などですぐに起きられなくなる「起立性調節障害」と診断され、1カ月ほど欠席。その際、親の知り合いから勧められ、通信制高へ転校した。
最初は周りの目が気になったが、「社会に出てから大事なのは、最終的にどの大学を卒業したかだ」と割り切った。第一志望を私大の薬学部に決めたため、全日制と違って受験科目に絞って勉強できる点も魅力だった。
「同じ高校から転校してきた生徒も何人か在籍している。親の理解もあって、通信制を選ぶ人は増えている」と話す中西さん。
駅前キャンパスには週6日通い、午前9時から個別授業や自主学習に励む。下校は通常午後7時。午後10時になることもあるという。「時間の使い方を自分で決められるので勉強量が増えた。自信にもつながっている」
また、駅前キャンパス3年の女子生徒=同市東区=は、クラスや部活動の人間関係に悩み、県立高1年の夏から不登校気味に。1年の冬に転校し、県外私立大を目指して勉強を始めた。
入学から1年間は周囲になじめず、学校生活を楽しめない日々が続いた。だが、3年になって何でも言い合える女性の友人ができてからは、通うことが楽しくなった。その子も人間関係がつらくなり、転校。同じ悩みを共有できる大切な存在だという。「ここに来て本当に良かった」
同学院の物部晃之学院長(40)は「学習面だけでなく、居場所づくりや夢の実現など、さまざまな面から生徒を支えることに重きを置いている」と強調。その上で、「以前に比べて、子どもが学ぶ形や環境は多様になった。自分のペースで目標を目指せる場所があることを多くの人に知ってほしい」と話す。
一方、熊本県内で不登校生の支援を続けるNPO法人「くまもと学習支援ネットワーク」(熊本市)は、医療・看護受験専門の予備校を運営している。
予備校は、運営するフリースクールの生徒の中で「資格を取りたい」という生徒が多かったことから、2017年4月に開校。10人ほどが熊本大医学部や看護専門学校への進学を目指している。
中山聖也代表(35)は「これからも個々のニーズに合った、きめ細やかな対応をしていきたい」と力を込めた。(渡具知萌絵)
2 NHK レバノン検察 ゴーン被告を「渡航禁止」に
レバノン検察 ゴーン被告を「渡航禁止」に
2020年1月9日 20時38分ゴーン元会長
保釈中に中東のレバノンに逃亡した日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告について、レバノンの検察は9日、日本からの要請を受けてICPO=国際刑事警察機構から出された国際手配書などに基づいて本人から事情を聞きました。そして当面、元会長が国外へ渡航することを禁止しました。レバノンの検察は、日本からさらに書類を取り寄せるなどして調べを進めた上で、元会長を訴追するかどうか決めるとしています。
3 NHK 防犯カメラにゴーン被告の姿 目立たないよう脇道を通ったか
2020年1月9日 18時58分ゴーン元会長
中東のレバノンに逃亡した、日産自動車の元会長のカルロス・ゴーン被告とみられる人物が写った防犯カメラの新たな映像です。保釈中の住居を出たあと、大通りからいったん脇道に入って歩く姿が写っていて、警察などは目立たないように脇道を通った可能性もあるとみて調べています。
海外への渡航が禁じられていた日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告(65)は先月30日、中東のレバノンに入国し、警察などは防犯カメラの映像をたどっていく「リレー方式」と呼ばれる捜査で足取りを調べています。
その結果、先月29日の午後2時半ごろ、保釈中の住居を出たあと、東京 麻布十番に設置された防犯カメラにゴーン元会長とみられる人物が写っていたことが分かりました。
上下ともに黒っぽい服装で黒い靴を履き、帽子とマスクをしていて、大通りの麻布通りからいったん脇道に入って飲食店の前を足早に歩く姿が写っていました。
警察もこの映像を回収し分析を進めています。
さらにこのおよそ5分後には、200メートルほど離れた六本木の路上を歩く姿もカメラに写っていて、このあと港区内の高級ホテルで協力者のアメリカ人2人と合流したとみられています。
警察などは、目立たないように脇道を通った可能性もあるとみて調べています。