# 長崎大 PCR検査体制拡充へ # 将棋の棋譜もAIで # 台湾の保健当局 日米などの担当者に新型コロナの対策を紹介 # 北京の日本人の団体 医療用ガウンを東京都に寄付へ
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1 NHK 長崎大 PCR検査体制拡充へ
05月15日 21時03分
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて検査体制の拡充が課題となる中、長崎大学は早ければ来月にも1日およそ1000件のPCR検査を実施できる体制を整えることにしていて、半年後には全工程の自動化を目指していることがわかりました。
長崎県内では、現在、通常の手続きで1日に280件の新型コロナウイルスの検査を行える体制が整備されていますが、県は、今後の感染拡大に備え検査体制の拡充を図っています。
こうした中、長崎大学は、早ければ来月にも1日およそ1000件のPCR検査を実施できる体制を整えようと、今後、大学病院内に1度に最大で384件の検体を検査できる検査機器を導入することにしています。
また、検査工程を自動化するための機器を順次導入するほか、前処理を自動で行う機器については、工学部や情報データ科学部などが開発を進め、半年後には全工程の自動化を目指しているということです。
長崎大学は検査体制の整備に、「ジャパネットたかた」の創業者、高田明氏から受けたおよそ1億円の寄付金や、国や県の補助金などを活用したいとしています。
長崎大学の河野茂学長は、NHKの取材に対し「県民の心配を払拭するには迅速な検査が不可欠だ。医療や工学、情報データといった長崎大学の強みが生かせると確信している」と話しています。
2 NHK 将棋の棋譜もAIで 人手不足解消や感染予防も
2020年5月16日 12時08分IT・ネット
日本将棋連盟は、対局の指し手を記録する「棋譜」をAIを使って自動で作成するシステムを16日の公式戦で初めて導入しました。記録係の立ち会いをなくすことで、人手不足の解消に加え、新型コロナウイルスの感染予防にも貢献できるとしています。
このシステムは日本将棋連盟と精密機器メーカーのリコーが共同で開発したもので、200局以上の実証実験を経て、16日に東京で行われている「女流王座戦」の対局で初めて導入されました。
天井から撮影する盤面の映像をAIが解析することで、駒の動きをリアルタイムで認識して、棋譜を自動で作ることができます。持ち時間が減ったことを対局者に伝える「秒読み」も自動音声が行います。
日本将棋連盟によりますと、将棋の対局数は近年増加し、年間で3000局以上におよびますが、これまではそのすべてに記録係が立ち会い棋譜を作成する必要がありました。
AIを使ったシステムは現時点では今期の「女流王座戦」の40局余りで使用が決まっているということで、連盟はほかの棋戦でも導入を目指し、記録係の人手不足の解消に役立てたいとしています。
また、記録係の立ち会いがなくなって対局室内の人数が減るため、新型コロナウイルスの感染予防にも貢献できるとしています。
3 NHK 台湾の保健当局 日米などの担当者に新型コロナの対策を紹介
2020年5月16日 6時32分新型コロナウイルス
台湾の保健当局はアメリカや日本などの担当者を招いて、新型コロナウイルスの対策に関する国際会議を開き、感染拡大を抑え込んできた台湾の取り組みを紹介しました。
台湾では、これまでに440人の感染が確認され、このうち7人が亡くなり、海外渡航歴のある人を除いた地元での感染は1か月以上確認されていません。
こうした中、台湾の保健当局は15日、新型コロナウイルスの対策に関する国際会議をオンラインで結ぶ形で開催したと発表しました。
会議には、アメリカや日本、カナダなど13か国から保健当局の担当者ら50人近くが参加し、台湾で感染対策を指揮する陳時中 衛生福利部長がスマホの位置情報などのデータを活用して、感染拡大を抑え込んできた取り組みを紹介しました。
会議に出席したアメリカ国務省のプライヤー次官補代行は、台湾の取り組みを評価したうえで、来週のWHO=世界保健機関の年次総会への台湾の参加を支持する考えを示したということです。
台湾は現時点では、WHOからの招待状は届いていないとしていて、アメリカや日本などと連携しながら、オブザーバーの資格での参加を目指すとしています。
4 NHK 北京の日本人の団体 医療用ガウンを東京都に寄付へ 新型コロナ
2020年5月16日 5時48分新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染拡大で、日本国内で医療用の物資が不足していることから、中国 北京に住む日本人でつくる団体などが医療用のガウン4000枚を東京都に寄付することになり、15日、発送作業が行われました。
寄付を行うのは北京に住む日本人でつくる「北京日本倶楽部」と日系企業が加盟する「中国日本商会」です。
新型コロナウイルスの対応にあたっている日本国内の医療機関を支援しようと寄付を募ったところ、これまでにおよそ18万人民元、日本円で270万円余りが集まったということです。
今回は、その一部を使って医療用のガウン4000枚を東京都に寄付することになり、15日、団体のメンバーが発送作業を行いました。
ガウンは来週中には東京に届く見込みで、都内の8つの病院に配布される予定だということです。
北京日本倶楽部の谷徹雄会長は「われわれもいちばん苦しいときに日本の皆さんに支えてもらったので、わずかでも恩返しがしたいと思った。できることに引き続き取り組んでいきたい」と話していました。
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1 NHK 長崎大 PCR検査体制拡充へ
05月15日 21時03分
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて検査体制の拡充が課題となる中、長崎大学は早ければ来月にも1日およそ1000件のPCR検査を実施できる体制を整えることにしていて、半年後には全工程の自動化を目指していることがわかりました。
長崎県内では、現在、通常の手続きで1日に280件の新型コロナウイルスの検査を行える体制が整備されていますが、県は、今後の感染拡大に備え検査体制の拡充を図っています。
こうした中、長崎大学は、早ければ来月にも1日およそ1000件のPCR検査を実施できる体制を整えようと、今後、大学病院内に1度に最大で384件の検体を検査できる検査機器を導入することにしています。
また、検査工程を自動化するための機器を順次導入するほか、前処理を自動で行う機器については、工学部や情報データ科学部などが開発を進め、半年後には全工程の自動化を目指しているということです。
長崎大学は検査体制の整備に、「ジャパネットたかた」の創業者、高田明氏から受けたおよそ1億円の寄付金や、国や県の補助金などを活用したいとしています。
長崎大学の河野茂学長は、NHKの取材に対し「県民の心配を払拭するには迅速な検査が不可欠だ。医療や工学、情報データといった長崎大学の強みが生かせると確信している」と話しています。
2 NHK 将棋の棋譜もAIで 人手不足解消や感染予防も
2020年5月16日 12時08分IT・ネット
日本将棋連盟は、対局の指し手を記録する「棋譜」をAIを使って自動で作成するシステムを16日の公式戦で初めて導入しました。記録係の立ち会いをなくすことで、人手不足の解消に加え、新型コロナウイルスの感染予防にも貢献できるとしています。
このシステムは日本将棋連盟と精密機器メーカーのリコーが共同で開発したもので、200局以上の実証実験を経て、16日に東京で行われている「女流王座戦」の対局で初めて導入されました。
天井から撮影する盤面の映像をAIが解析することで、駒の動きをリアルタイムで認識して、棋譜を自動で作ることができます。持ち時間が減ったことを対局者に伝える「秒読み」も自動音声が行います。
日本将棋連盟によりますと、将棋の対局数は近年増加し、年間で3000局以上におよびますが、これまではそのすべてに記録係が立ち会い棋譜を作成する必要がありました。
AIを使ったシステムは現時点では今期の「女流王座戦」の40局余りで使用が決まっているということで、連盟はほかの棋戦でも導入を目指し、記録係の人手不足の解消に役立てたいとしています。
また、記録係の立ち会いがなくなって対局室内の人数が減るため、新型コロナウイルスの感染予防にも貢献できるとしています。
3 NHK 台湾の保健当局 日米などの担当者に新型コロナの対策を紹介
2020年5月16日 6時32分新型コロナウイルス
台湾の保健当局はアメリカや日本などの担当者を招いて、新型コロナウイルスの対策に関する国際会議を開き、感染拡大を抑え込んできた台湾の取り組みを紹介しました。
台湾では、これまでに440人の感染が確認され、このうち7人が亡くなり、海外渡航歴のある人を除いた地元での感染は1か月以上確認されていません。
こうした中、台湾の保健当局は15日、新型コロナウイルスの対策に関する国際会議をオンラインで結ぶ形で開催したと発表しました。
会議には、アメリカや日本、カナダなど13か国から保健当局の担当者ら50人近くが参加し、台湾で感染対策を指揮する陳時中 衛生福利部長がスマホの位置情報などのデータを活用して、感染拡大を抑え込んできた取り組みを紹介しました。
会議に出席したアメリカ国務省のプライヤー次官補代行は、台湾の取り組みを評価したうえで、来週のWHO=世界保健機関の年次総会への台湾の参加を支持する考えを示したということです。
台湾は現時点では、WHOからの招待状は届いていないとしていて、アメリカや日本などと連携しながら、オブザーバーの資格での参加を目指すとしています。
4 NHK 北京の日本人の団体 医療用ガウンを東京都に寄付へ 新型コロナ
2020年5月16日 5時48分新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染拡大で、日本国内で医療用の物資が不足していることから、中国 北京に住む日本人でつくる団体などが医療用のガウン4000枚を東京都に寄付することになり、15日、発送作業が行われました。
寄付を行うのは北京に住む日本人でつくる「北京日本倶楽部」と日系企業が加盟する「中国日本商会」です。
新型コロナウイルスの対応にあたっている日本国内の医療機関を支援しようと寄付を募ったところ、これまでにおよそ18万人民元、日本円で270万円余りが集まったということです。
今回は、その一部を使って医療用のガウン4000枚を東京都に寄付することになり、15日、団体のメンバーが発送作業を行いました。
ガウンは来週中には東京に届く見込みで、都内の8つの病院に配布される予定だということです。
北京日本倶楽部の谷徹雄会長は「われわれもいちばん苦しいときに日本の皆さんに支えてもらったので、わずかでも恩返しがしたいと思った。できることに引き続き取り組んでいきたい」と話していました。