たらの芽の主な効能
平性
1. 熱をとる
2. 血を巡らす
たらの芽は熱と湿をとり除く
たらの芽は体の熱や湿気をとる性質があります。
体の熱をとる作用は他の山菜にもみられる特徴ですが、冬の間に溜め込んだ熱を取り除きます。
そしてたらの芽は体内湿気をとります。熱と湿が結びついたものを「湿熱」と言い、暑がりでべっとりした汗をかきやすく、頭や体が重だるい、口が粘る、においの強い粘ついた便が出る、湿疹や化膿性のできものが出やすいなど独特の症状が出現します。
たらの芽はこのような状況に合います。
たらの芽は血に作用する
ぜんまいは血の巡りを活性化して滞った血を流す作用もあります。
春以降は新陳代謝が活発になっていきます。冬の間に溜め込んだ熱や毒素を捨てるためには、血流が必要です。
その点、たらの芽は春にぴったりの食物と言えます。これはぜんまいも同じです。
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