以前気になってからよく使っている東芝のフラットボール電球。
普通のボール電球と比べて、奥行きが薄くて、
少し扁平した特徴ある形状で、とても可愛らしい電球です。
普通電球より可愛らしい雰囲気が出るので、
ワンポイントがほしいところにはよく使っています。
(高いものではないのもポイントです。笑!)
40W、60W、100Wの3種類、共に1200円位~の価格です。
付ける器具と合せても、3000円程度です。
一般の家電屋さんには置いていないことが多いので、
我が家はネットで購入しています。
今まで担当していた電気屋さんは、何も言わず取付けてくれたのに、
今回の「小さな小さな家」の電気屋さんは、
照明リストの備考欄に書いていたのに、
このフラットボール電球のことを知らず、
普通のホワイトボール電球を付けてしまいました。
え~! 電気屋さんなのに、知らないことを調べないままで、
「知らないょ」とだけ言うのでちょっとガッカリです。
余談ですが、住宅設計をし始めた頃から、
メインの居室はなるべく白熱球を使っています。
ほかの空間で蛍光灯を使わないといけない時は、
必ずパルックフォーム色(電球色)に替えてもらっています。
しかし、パルックフォームの蛍光灯は一見温かみがあるように
見えるけど、写真を撮るとやはり青み色が出てしまいます。
蛍光灯だと調光も出来ません。
温かみがある白熱球を使うことによって、
家全体も温かい雰囲気を演出できるし、
様々な光を楽しむことこそ居住空間の光の在り方だと思います。
日大居住コースでの宮脇先生の授業でも
「蛍光灯は定食、白熱球はご馳走」との名言がありました。
確かに蛍光灯は省エネですが、
蛍光灯の青白い光は日本人のあかりを楽しむという文化を
阻害していると思えます。
「4年後の白熱球を全面生産中止へ」との政府の方針に
あまり賛成できないと思っています。
全面中止にしなくても~
これからは、設計側はどうすればよいかを考え直さないと…。
他に省エネするところは沢山あると思うんですけど。