「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

もしも歌声リーダーになっていたら

2024年01月21日 00時07分15秒 | 日常のこと&写真
 今日は雨模様のぐずついた一日だったこともあり、一日中閉じ籠ってテレビ鑑賞やAmazonプレミアム映画を見て過ごした。
 夕食後見るべきテレビ番組もなかったので録画していた『そのとき、歌は流れた ~時代を彩った昭和名曲~』を二人で見ていた。懐かしい昭和の世相を映したニュース映像が流れ、その時の自分たちの事を思い出していた。
 番組が進み「さとう宗幸」が登場し「青葉城恋歌」が出来たエピソードを語った。さとう宗幸さんは東京で歌声喫茶で歌声リーダーをしていて曲創りもしていたという。
そういえばそのころ歌声喫茶が流行っていて、東京新宿では「ともしび」に若者たちが集まっていた。私も通っていたが、夏休みや春休みの長期休暇に入ると里帰りし大阪曽根崎にあった歌声喫茶「こだま」に通い詰めだった。
 さとう宗幸さんも歌声リーダーとして3年勤めたというが、そのころとほぼ同じ時代曽根崎の「こだま」に連日通っていたある日、ボーカルリーダーが休憩のとき私の所へ寄ってきて「ちょっとお話いいですか」と傍に座った。
 そしていろいろ話をしているうちに「歌声リーダー」になりませんかと誘ってくれた。私の声が大勢の人の中でも抜けて聴こえていたらしい。大学時代グリークラブで活動していたので、そのとき本気になっていたら違った人生を歩んでいたかもしれない。だけど歌い手になろうという度胸もなかったころだ。
 もしもの話、歌唱の道に入っていたらどうなっていたのだろう。想像するだけで別の自分の世界を描き楽しい。
 ※そのこだまは既になく、当時ピアノ伴奏をしていた大北整子さんが大阪西区肥後橋に歌声喫茶『People’s』を復活させている。



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