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何年ぶりかの創作意欲

2021年02月26日 10時59分05秒 | 和太鼓
 眠れない夜が明けたその一日、とうとう眠る時間もなく一日過ぎ24時間営業だった。
60代の頃までは麻雀で徹夜したことが度々あり、新聞の仕事について慣れないうちは寝ずに記事整理と割付作業をやったことがある。
昨今はそのようなこともなく最低6時間の睡眠はとっていた。
 徹夜明け、不思議と眠くなく夜の運転もできるほどだった。だけ後期高齢者ともなれば徹夜明けの運転は万が一ということもありすべきではなかった。反省!!
そして昨日の夜、構想巡らせていた担ぎ桶太鼓を使った「三宅島」が完成した。主となる長胴太鼓の三宅島は原曲のまま演じ、刺身のつまみたいなポジションで担ぎ桶太鼓を演じる。
パフォーマンスは沖縄のエイサーの演舞を取り入れた。中心に長胴太鼓を据え、後方に締太鼓でリズムリード、そして両袖に担ぎ桶太鼓を配置して祭り気分を添えるという演出に。
伝統太鼓「三宅島」に担ぎ桶太鼓を持ち込むというのはおそらく和太鼓団体初ということではなかろうか。大げさに綴ったものの、中身はさほど驚くべきパフォーマンスではないので、恥ずかしーーーーい。

 原曲を少しいじったという程度だが久しぶりの創作だった。
「日本太鼓財団」(旧日本太鼓連盟)から脱退し、地域活動団体として創部してあしかけ15年(通算23年)となるが、創部当初は太鼓連盟から受け継いだ伝統曲を演じていたが、3曲ほどしかなく、こればかりを叩いていると飽きてくる。そこでチームオリジナル曲が欲しいと思うようになり2010年から13年の3年間、創作に熱中した。10年に3曲創り編曲しながら曲を完成させていった。それから2年かけて小品曲も含め11曲を作曲。小品曲は2分程度の幼児・児童太鼓として、夏祭りや運動会応援合戦アトラクション用曲として。
 現在わがチームのスタンダードオリジナル曲として舞台演奏しているが、伝統曲は舞台最後の曲として披露し幕を降ろすということにしている。
 オリジナル曲の中で観客に受けがよいのが「子供の情景」と「饗宴」。「子供の情景」は子供たちが楽しく遊んでいる風景を表現したもので、中間曲の締太鼓が人気。
「饗宴」は7組の太鼓で、それぞれがソロを演じながら曲を繋いでいく手法を取り入れていて、チーム最長の曲目。ソロは演奏者が独自に編曲しても可ということにしており、その時の気分でリズムが異なったりする。
 そして今年で10年の節目となる東日本大震災、福島の朋友たちへの鎮魂と励ましのために創った「“絆”太陽と大地」。絆と大地と太陽があればきっと立ち直れるという思いを込めて演じている。
 そんなこんなでチームは成長してきたが、2013年以来、プッツリと創作意欲が途絶えていた。
 作曲って、突然、天から降ってくるがごとくメロディーが閃くものだが、ずいぶん長い間、閃かなくなっていたようだ。

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