まだ紅葉には早かったのですが、先日アップした しいのき迎賓館 いしかわ四高記念公園の帰りに玉泉院丸庭園に行ってきました。
右上は三十間長屋
庭園の概要
玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主「前田利常」による寛永11年(1634)の作庭を始まりとし、その後五代「綱紀」や十三代「斉泰」などの歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園です。饗応の場として活用された「兼六園」に比べ、藩主の内庭としての性格が強い庭園だったと考えられています。庭園は、城内に引かれた辰巳用水を水源とする池泉回遊式の大名庭園で、池底からの周囲の石垣最上段までの高低差が22mもある立体的な造形でした。滝と一体となった色紙短冊積石垣などの、意匠性の高い石垣群を庭の構成要素とする、他に類を見ない独創的な庭園であったと考えられています。
色紙短冊積石垣
色紙短冊積石垣
石垣の上部に滝を組み込んだ特別な石垣です。
滝口には黒色の坪野石でV字形の石樋をしつらえ、落水の背後には色紙形(正方形の石材に加えて短冊形(縦長方形)の戸室石を段違いに配しています。城郭石垣の技術と庭園としての意匠とが見事に融合した金沢城ならではの傑作とされています。
パノラマで
可愛いまゆみの実が生っていました。
広坂緑地から 道路をはさんで 玉泉院丸庭園への入り口
階段を上るとすぐ玉泉院丸庭園がありますが、金沢城公園(石川門)からも行けます。
SONY ILCE-7S(α7S)
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z
カメラ・レンズ(2018年8月から)
一年前の記事も玉泉院丸庭園でした。
●秋の玉泉院丸庭園 2015年のライトアップ(YouTubeで) YouTubuで大河ドラマ・利家とまつ一昨日、駐車場に車を停めて兼六園周辺を散歩しました。今日は金沢城の玉泉院丸庭園をアップしました。色紙短冊積石垣金沢城・玉泉院丸庭......