《今週の花》
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《やまぼうし・ブログ目次》
■山行予定
■会の内容・趣旨説明
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10月上旬~中旬
ツリフネソウ ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
花を帆掛け船に見立てての名のようですが、どうもピッタリこない。
山地の湿った場所で群生することが多い。高尾山では同属のキツリフネ(花は黄色)も咲いています。
ユウガギク キク科 シオン属
「柚香菊」でユズの香りがするらしいが、私には全く匂わない。
7月下旬から咲き始めるが今が最も見ごたえがある。山野の何処にでも咲いている普通の花。
ミゾソバ タデ科 タデ属
ソバの葉に似ていて湿地の溝を好むことからの名。別名「ウシノヒタイ」葉が牛の顔に見えることから。
同じ仲間には「アキノウナギツカミ」「ママコノシリヌグイ」など変わった名がある。
シモバシラ シソ科 シモバシラ属
シモバシラの葉は虫の大好物のようで、こんな姿になることがほとんど。
今年の冬は是非とも「氷の芸術」が見たいものです。三度目の正直を信じて!
タカオヒゴタイ キク科 トウヒレン属
高尾山で発見(明治42年)されたことからの名。
葉の中ほどが窪んでバイオリン形になるのが特徴だが、この写真は普通の形。
この葉も虫の好物でボロボロになることが多い。撮影 片倉城跡
コムラサキ シソ科 ムラサキシキブ属
実が密で色も鮮やかなので園芸種と思っていましたが、絶滅寸前の自生種もあるそうです。
高尾山周辺ではムラサキシキブ、ヤブムラサキを見ることが出来ます。
セキヤノアキチョウジ シソ科 ヤマハッカ属
変わった名ですがセキヤは箱根の関所付近にたくさん咲いていたことから、アキチョウジは
花の形が丁の字に見えることからだそうです。
10月中旬~下旬
トキリマメ マメ科 タンキリマメ属 別名オオバタンキリマメ
名の由来は不明。鞘には通常2個の種が入っている。
ヤマゼリ セリ科 ヤマゼリ属
若葉は食べられる。山地の薄暗い、やや湿った場所を好む。撮影 小下沢
ヤクシソウ キク科 オニタビラコ属
花が少ない晩秋にはよく目立つ。名は薬師如来に由来するらしい。
アネリカセンダングサ キク科 センダングサ属
北アメリカ原産の帰化植物で日当たりの良い湿地を好む。種は衣服に付く「ひっつき虫」
ガマズミ ガマズミ科
赤い実は食べると酸味が強いがガマズミ酒にすると美味しい。
今年は宝石のように輝く実をたくさんつけ豊作です。
センブリ リンドウ科
センブリ茶は千回振り出してもまだ苦いことが名の由来。葉を噛むとその苦さがよくわかる。
ドクダミ、ゲンノショウコと共に三大民間薬。
リュウノウギク キク科
葉の形はいかにもキクらしい。日の当たる斜面などで小群落をつくることが多い。
名は葉を揉むと竜脳のような香りがすることから。
オオハナワラビ ハナヤスリ科
半日陰の場所で多く見られるシダ植物。
葉の上の黄色く見えるのは花ではなく胞子で10月~11月に熟す。