最近のニュースでは、またもや幼い子供が親に虐待される事件が増えています。
父親に虐待されたり、母親や母親の交際相手に虐待される事件が後を絶ちません。
罪もない無力な子供たちが犠牲になるニュースを見るにつけ憤りと心が痛みます。
親しか頼る人のいない子供たちを助ける仕組みが社会の中で確立されていないという事なんでしょうか。
家庭内の子育てに他人がどこまで口を出せるかの領域があいまいで難しいと思います。
しつけと虐待の線引きは明らかだと思いますが、しつけで子供を叱ったり叩くことは昔からありました。
家庭内のしつけと虐待の線引きは、子供に怪我をさせない、少しだけ痛みを感じる程度が大前提だと思います。
こういう子供への虐待が増える背景には親世代と子供世代の別所帯化もあると思います。
子供世代だけで孤立して子育てをしている為に、子育てのストレスを溜め易いのもあるのではないでしょうか。
未熟な若夫婦のみで子育てするために暴走しやすいのもあるでしょうし、
他の目の見守りが無い為に間違いの子育てしていても気がつかないということもあるでしょう。
どんなことでもそうだと思いますが、人の目というものはある意味暴走や間違いをセーブ出来る側面を持っていますね。
もうこういう無力な幼い子供を痛めつける親は別だと思います。大半の親は頑張って子育てをしていると思いますので。
とんでもない親に子供を生むなと言っても何も考えず生むわけですし、
自覚がまずないでしょうから打つ手がないみたいな所があります。
大人になってからいくら言ったところで耳に入る筈もないでしょうから、小学校時代に命の大切さを教える教育をやらないといけないと個人的に思います。
また性犯罪の多い現代ですから、男の子は女の子を大切に守る教育、女の子は自分の身体を大切に守る教育を
小学校低学年から徹底的に教え込む必要があるように感じています。
小さい頃に教えられ叩き込まれた教えは心の奥に刻まれる場合も多いと思います。