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2020年1月19日 最初の吐血だった
トイレに起き上がろうとしたとき天地がひっくり返ったかのような感覚で転ぶ
トイレに到着するときにも転倒、そして下血と吐血
玄関は血だらけ、トイレの壁には吐血した血が広い範囲で真っ赤な模様
物凄い量だった
救急車到着 ふらふらながらストレッチャーに乗せられ乗り込んだはず
そこでも 吐血
病院の緊急処置室に入る前も吐いた
医者に言われた「これ以上吐血の場合 うちでは無理」と
気を失った
次に気が付いたときは処置室が血だらけ
意識がないときに吐血した模様、看護師さんが病室を拭いていたのは知っている
そこから 救急車を呼ばれ 日赤に運ばれた
その時も吐血
日赤に着いたときに吐血したことしか記憶なし
気が付けば 素っ裸 で器具がたくさんついていた
医者が何人もいた
「山形さん 血圧100にならないと手術できないから頑張って」と言われたのも覚えてる
機械が ピーと鳴ったとき気が付いた 周りに看護師さんがたくさんいた記憶あり
次に目が覚めたのは8Fナースステーションに隣接した病室 身体にたくさんの機材
先生に呼ばれて起きた気がする
気が付く前にはっきりとした夢らしき物を見た
自分が空中に浮いてる、下に自分
上から真っ白なゴンドラらしきものが下りてくる。誰かわからないが手を差し伸べてくるが乗り損ねた
しばらくすると、また白いゴンドラが上に見える、今度は手が届かないというか自分が空中から降下していく
すると いなくなった
その時に呼び声で起きたのだ。男の看護師さんと医者がいて「もう大丈夫」といわれたな
そこからまた寝た。気が付けば点滴の交換 3日ナースステーション横窓もなし 音は繋がってる機械の音
4日目に病室移動 今までいたところの目の前 ようやく窓がある病室
窓から空が見えた その時生きてるという実感が湧いた
ただ生きててよかったとは思わなかった。
ただ、生き抜いてやろう としか思わなかった。何故そう思ったのかわからないが、清々しい気持ちだったな
くだらない意地や、気負いが馬鹿らしく思えた
生き抜くためには何の必要もないんだ という事を理解した
ただ生き抜くためには 自然に逆らわない 自分に正直にでいいと思ったものだ