とうとう東京5年目・・・論文を書くぞ><(うまくいってないのに、この人生は本番という現実(゜Д゜ )ノ)

中小企業で8年、海外1年弱。初東京。社会人大学院長期履修3年目。やりたいこと探し中、、、いや、まず論文かくべし

読書メモ

2012年09月30日 13時26分24秒 | 読書メモ


中国がそういっているんだから、(靖国)参拝はやめるべきと声高に叫ぶ者もいる。こういう人々はしばしば自分のことを「民主的」というが、わかっていない。民主主義の根幹は「たとえ私があなたの意見に反対でも、あなたがその意見を述べる権利を私は尊重する」という金言にある。(略)私流に言い直せば「あなたの行動が私にとって不愉快でも、あなたが行動する権利を私は尊重する」ということなのだ。(略)(中国の)主席は「不愉快というのは中国人民の総意だ」というかも知れないが、人民に言論の自由を与えないでおいて、何が「総意」か、そんなものは「共産党の見解」に過ぎない(略)「靖国問題」(略)われわれ日本民族の独自の伝統と宗教的慣習に基づく行為であって、それが、中国人にとっていかに「不愉快」であったとしても、その感情を他国に強制する権利はない。言論の自由も結社(野党を作る)の自由もない中国だからこそ、そのことがわからないのだろう




「中国人は悪人の埋葬も慰霊も許さない」が靖国問題の背景にある―

一度「悪人」の烙印を押された者は永遠に悪人である。名誉挽回のチャンスはない。そして、この思想は儒教に基づくものである。中国史を読めば、敵の国へ攻め込んだ時敵は既に死んでいたので、墓を暴いて遺体を鞭で打った、などという話は珍しくない。その儒教の影響を受け、宗主国(御主人様の国)に対して忠実であろうと中国以上に儒教化した朝鮮では、近代になってからもその傾向は続いている。(略)こういう歴史を知ってこそ、初めて最近執拗に行われている中国側の「靖国参拝中止要求」の背景が「理解」できるだろう。


―『逆説の日本史13』井沢元彦著より

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