ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補足】ウクライナの友と 地上のすべての戦争にNo! チャリティーコンサートへ(20220718)

2022年07月18日 | 沖縄暮らし

 今日は、ムーサの会(代表 島しづ子:日本基督教団うふざと教会牧師)による標記のコンサートの初回が名護市中央図書館AVホールであった。

 私は行こうか行くまいかぎりぎりまで迷ったが、ひとまず行ってみた。ご承知の通りウクライナでの戦争はまだまだ続いており、停戦のめども立っていない。埒外に置かれている私たちは、報道をみるしかないのか。日本政府が、心底から平和国家ならば、米国に加担し、ウクライナ軍への物資支援などせずに、和平交渉の糸口を開く努力を重ねるべきだ。

 本日のコンサートは、ウクライナ出身のケオルギー・ロマコフ(チェロ)、ヨーロッパ各地で活躍している古賀敦子(フルート)、同じく植村理葉(バイオリン)各氏のクラシック演奏。クラッシックに私はなじみがないので、紹介しようがないのだが、さすがといおうか、フルート、バイオリン、チェロがピタリとかみ合った演奏だった。この3人での本番の演奏は今日が初日だったようで、一生懸命だった。

 私がクラシック音楽を聴くなど本当に久しぶりだった。申し訳ない。謝るしかない気分。曲名は知らずとも作曲家は知っており、一部のメロディーを知っている曲もあったので、ちょっとほっとした。チェロがフルート、ビオラのパートをそっくり弾くところがあった。当然音程が同じだから、違和感はない。

 曲目:フランツ・ヨセフ・ハイドン作曲「ロンドン・トリオ第1番ハ長調 アンダンテ ト長調」、クロード・ドビュッシー作曲「フルート独奏の為のシリンクス」、ジークフリート・カルグ=エラート作曲「フルート独奏の為のシャコンヌ」、ウージェーヌ・ボザ作曲「フルートとチェロの為の3つの降臨」、ヘクトール・ヴィラ=ロボス作曲「フルートとチェロのためのch^oro第2番」H.W.エルネスト作曲「チェロ独奏のための最後の夏のバラ変奏曲」ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン作曲「フルート、バイオリンとチェロの為のセレナーデ作品25」

 ウクライナの彼は手短に語った。「皆様の支援のお陰で、生きていることができます」と。まだ若い彼(40ぐらい?)なので、どうして出国できたのかわからないが、思いはいっぱいあるようだ。すべての人たちが悲しい思いをしないですむ世界にしなければなるまいと私は改めて痛憤していた。これはプーチンの罪ではあろうが、戦争を煽る連中が広範にいる限り、終わらない。だとするとやはり私たちの課題でもあるだろう。

 アンコールもあり、盛り上がっていた。外に出ると雲が切れ、急速に晴れ間が出てきた。今夕残照を撮れるかもしれない。急いで帰ってきたのだった。

 7月20日(宜野湾市)、7月21日(那覇市)でも開催される。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。