ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

まだまだだよ(20240718)

2024年07月18日 | 沖縄暮らし

おはようございます。2024年7月18日(木)晴れ 

 昨日の午前中、コマ選びの下準備を終え、展示候補を場所(例えば「辺野古・大浦湾」とか)別に全件を整理。また、自然の案件は別置。こうして第1章「観光島の陰に蠢く基地の島」をほぼつくりました。確定28枚(一部変動あり)。この章に入れる自然写真4枚も決めた。第3章の辺野古に挿入する愛犬たちの7枚を選びました。このうち、2、3枚を展示します。もちろん、飼い主のYさんの了解を得ての話しです。

 もう時間がないので、企画案の一覧表に章のタイトル、節のタイトルをそのままつかえるようにし、キャプションを書き込んでいきます。このへんがCPの能力による合理化でしょうか。

 自分でやっていて、怖いものを感じます。自分の写真をまとめてみると(集積した結果・効果)、時代を嫌でも感じます。戦争への道を開いている政権を、それを選んできた国民(有権者)を、恨むしかありません。この写真展「基地の島 琉球諸島・沖縄島のリアルとこの国の深層」が私の恨みを超えて、希望を持てる明日を示せれば、幸いです。

 思えば、1960年代末の若者(私よりやや先輩たち)は、ヤクザ映画を好むようでした。絶望と希望が交錯する中で、「俺たちが行く」思いでしょうか。

 経済が後退し、停滞してきた日本。停滞すればするほど、米国の陰にくっついて、歩む日本国。経済と政治は重なっているのです。米国依存の日本。この二重の縛りを解かない限り、私たちの明日は萎んでいき、軍事優先の国へと流されていきます。沖縄が負わされてきた結果が、国中に波及していくのが、「安保3文書」(2022年)が示す近未来です。

 だからこそ沖縄は、我慢したり、内向するのではなく、視野を広げ、押し返さなければならないのです。

 先に行なわれた都知事選をみていても、私はこの思いを強くしました。石丸氏が2位という結果をみたら、東京都民はそんなものなのかと思う。彼は何をやりたいのか、分からない。どれだけの人が具体的な事を考え、投票したのか? 

 蓮舫さんは、キツいとか散々叩かれた(叩かれている)ようです。キツくない女性が政治を変えることなどできません。キツくてナンボでしょう。ハッキリとものを言うことが、そこまでしなければ、できないのが現実ならば、そうした現実を直視しなければなりません。多くの人々がそこを避けながら、揶揄するだけならば、何も変わらない。揶揄する奴らは地獄への共犯者です。

 事後に制作された息子さんとのYouTubeが素敵でした。演説よりも本音トークが人に伝わりますね。

 話がそれましたが、今日も引き続き、写真展の準備に取り組みます。

 

 



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