ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】ホワイトビーチ海軍岸壁に潜水艦補給艦と原子力潜水艦が着岸中(20241125)

2024年11月27日 | ホワイトビーチ

2024年11月25日(月)晴れ

 私は朝早くから勝連半島平敷屋(へしきや)に向かった。安慶名(あげな)でのバスの乗り換えがスムースにでき、早く着いた。

ホワイトビーチを眺める高台にあがった。9時。

陸軍岸壁にキャロリン・シュエストが停泊している。9:19

昨日24日、私は那覇軍港で見ている(当ブログ参照)。月曜になってここにきたのは、何の企みがあるのだろうか? 興味津々。

これか、これだ。9:21

「潜水艦母艦」AS39「エモリー・S・ランド」と原潜アレキサンドリア。原潜が小さく見えるが、お隣がでかいためだろう。

なお、私はsubmarine tenderを「潜水艦補給艦」と訳す(当ブログ参照)。

後部甲板のデッキの柵に青・白・赤の幕が巻かれている。何らかの儀式が行われるのだろう。

左側は米国海軍巡洋艦「レイク・エリー」だ。手前は自衛隊の掃海艇「ししじま」だ。9:22

「レイク・エリー」はまだいるのか。11月6日以降、ここで私は見てきた。

9:23 米国海軍キャロリン・シュエスト。今朝ここにきたと、ある人が教えてくれた。感謝。

ではじっくりと拝見。9:28

巡洋艦の甲板にヘリは出ていない。9:30

右奥のゲートから人が入っていく。

9:31 エモリー・S・ランドは全長198m、幅26m、満載排水量23369トン。でかいはずだ。

対して原潜アレキサンドリア(ロサンゼルス級)は110.3m。幅10m、6927トン。対艦・対地への攻撃型原潜だ。

9:40 後部甲板にビシッときめた制服姿の人たちが集合。何の儀式だろう。お祝い事? 

9:41 この船は、11月22日に入ってきたようだ。

11月5日佐世保基地で確認されており(リムピース参照)、11月9日釜山に入港している。

http://www.rimpeace.or.jp/jrp/sasebo/sasebobase/241104sasebo.html

南南東の津堅島にはHOS・Resolutionはきていない。ここから約6km先の浜に、またくるはずだ。9:44

よしダブルで撮る。正確に言えば4隻。大きさを見比べて。9:45

左奥のレイク・エリーは巡洋艦で満載排水量9460トン、全長172.5m、幅16.76m。このエモリー・S・ランドのがっしりとした体型はすごいね。

この補給艦は潜水艦への補給に特化しているようだ。燃料・弾薬・食料等の補給と、潜水艦の乗員の宿泊施設もあるようだ。休養できる。あの狭い潜水艦の中に居て、何十日も海中に潜んでいれば、気が変になるだろう。これをカバーする意味合いは大きいだろう。潜水艦の作戦は常に機密作戦だから、そこいらの海洋で、こうしたドッキングはできない。ホワイトビーチのような前進基地の意味合いが大きく活きてくるのだろう。

そして、この無骨さは何だろう? 階段が多く、部屋数が多く、工作室がたくさんあるようだ。潜水艦の部品等の補充・更新。当然、整備士たちが乗っているだろう。

陸には観光バスが2台控えている。9:59

関西中央交通のバス(糸満市内に美ーちゅらー支社がある)。原潜の乗員が、これで街に降りるのだろう。休養だ。

私も一休みしたいが、仲間たちが偶然来た。事態をひととおり説明した。

中城保安署のMS03「かつれん」がやっときた。11:00

放射線調査船だ。原潜は核(原子力)発電だからだ。ちなみに私たちの位置とあそこまで約1000m。核発電は放射能漏れしないのか。100パーセント完封は、不可能だ。微量であれ、漏れているだろう。

原潜は、今停まっているが、外部電源に切り替えているのだろうか? それとも核発電中なのか。もちろん、電力を貯めるバッテリーがあるだろうが、どのぐらいの時間、それでまかなえるのか? 

甲板上の儀式は終わったようだ。今、行っていたのは、11月5日佐世保・11月9日釜山~11月24日WB入港までの一連の演習のしめだったのだろうか。お疲れ様会。わからないが、何もないところで、公然と儀式を行うことはありえまい。彼等が安心できるここだから、儀式を公然と行えるのだろう。

11:22 後部甲板に誰も居なくなった。潜水艦には出入りしている。

ところで、補給艦の両サイドのレールは何か? これらはクレーンの移動レールなのだ。

11:56 勝連分屯地にニョキ。どうやら12式対艦ミサイルの発射機だろう。陸上自衛隊第7対艦ミサイル連隊が機動展開中だ。

嫌なブツを見つける私。

12:08 横柱の右上に、海軍警備艇。原潜等をまもっているようだ。

青いクレーン車両が入っていく。12:20

こういう小さな動きを見逃さないことは案外重要なのだ。

12:32 補給艦から潜水艦へ移動する人。潜水艦の上にも数名居る。

するとサシバが飛んだ。12:34

こういう追っかけならば、幸せなんだけどね。

人々の幸せは平和でなければ得られないよ。「殺す幸せ・殺される幸せ」なんて、ありえない。そう思いませんか?

クレーンが動いている。右側の原潜の左上。12:46

12:47 レイク・エリーでもクレーンが動いている。逆光で見えない。

12:50 エモリー・S・ランドのクレーンから垂直に垂れている。原潜の前方にハッチがあるようだ。

12:58 聳え立つクレーン。

13:06 クレーンから荷物が下ろされている。横柱の奥に海軍警備艇。機銃が見える。

ちなみに、もしも彼等がこちらを銃撃したら、ビュンビュンに届いてしまう距離。1500mもない距離だから。

13:08 荷下ろし作業が続いている。補給業務。

13:09 レイク・エリーの作業は終了のようだ。

13:11 クレーン作業が続いている。

13:14 両サイドのクレーンが動いている。岸壁から、エモリーへ、エモリーからアレキサンドリアへだろう。

13:14 左右のクレーンに荷物を吊している。小型のコンテナか? 潜水艦仕様のミニコンテナだろう。

重機が戻る。3台の車列。クレーン車の後ろに、2台。13:15

出港の準備だったのではないか。いつ出るのかはわからないが…。

13:18 クレーン作業が続いている。

金武湾(きんわん)方面から中城湾(なかぐすくわん)の東側を飛ぶ普天間基地のAH-1対地攻撃ヘリ。13:32

もう疲れた。一息入れる私。13:36

ソテツの葉の上を這うツル性植物。

14時前に私はここを離脱。今日は与勝高校まで海側を歩く。

児童公園をおりると、こう見える。13:59

T地路を右折。「通行止め」の看板が出ているが、歩行者の私は無視。

確かに陥没している。14:13

交通止めは致し方ないだろうが、うるま市は復旧工事をしないのか。

この左上に人家がある。

振り返る。14:13

陸軍岸壁にキャロリン・シュエスト、奥の海軍岸壁にエモリー・S・ランドと、アレキサンドリア。

14:13 全長198mと、原潜110mの差。斜め45度くらいの位置からだ。

いつのまにかこんなに見えるようになっていたとは!

いや、近い。14:18

動きなさそうだ。

潜水艦の上に多数の工員。整備作業をやるのだろう。14:18

14:20 左奥は津堅島。

海軍岸壁の左側に、海自沖縄基地隊の掃海艇「ししじま」。14:22

14:23 潜水艦補給艦の後部。この甲板なら、ヘリが1機離着陸できそうだ。

14:23 作業中だね。

さてと。与勝高校の脇にきた。

こう見えるのだ。14:52

ただし、路上でやたらと撮るのは危険です。大型トラックが通るから。

勝連分屯地。新しい兵舎。14:55

14:55 勝連分屯地と与勝高校。近いのだ。2、300mぐらいじゃないか。もしものときは、確実に危ねえ!

電柱が邪魔すぎるが、やむおえない。

バス路まで下ります。

平安名から安慶名へ。

大変お疲れ様でした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。