おはようございます。2022年11月3日(木)晴れてきました。窓を少々開けています。歩いたら暑くなる気配。
先週から私は「これから沖縄で何をやっていくのか」の22年度版(改訂版)を書くつもりで準備しています。なかなか思うように進まない。何を撮るかについては、ほぼ方針化できましたが、何をどう伝えたいのかを、検討中。やはり「生きる」ことを据えて考えることが大切でしょうし、対話的になるでしょう。
話をするなかで、相手の問題意識を見極める。問題意識が高い低いではなく、入りやすい接点があれば、そこから。「生きる」ことは、誰にとっても無縁ではない。ただ、多くの人は自分の生死を考えるとしても、直接見えない問題ならスルーしがち。沖縄への構造的差別が、まさに人々にスルーさせてきた。それ以前に77年前の戦争への反省がないから、連続性をつかめない。
そして今、新たな戦争の準備が進む。私たちが過去を見なければ、どんどん改竄されていく。権力が改竄していく。私たちがぼんやりしていたら益々ごまかされていく。悪循環の中に、私たちはある。
今、ここの状況を伝えることから、あなたの明日に伝えられるのか? 要するに現場をみているだけではダメなのだ。社会を見るとか政治をみるといってみたところで、そこを見る視点がなければ見えてこない。茫漠としてしまう。
高みの見物ができるのは、自分を埒外におけると思っているからだ。高見に立てるのは、権力者のみだ。しかし無数のエセ権力者がいるようだ。スマホ等の世界に閉じ込められたままの自己満足ばかりのエセ権力者。
私たちはここを打破しなければならない。海や山ならば、待っていれば晴れ間がでてくるが、私たち人間は、色々囲い込まれているので、見えない。頑張るためには、考え抜かないと、前に進めない。