今年度も奈良県フォレスターアカデミーにて、「森林内の活動における危険な生き物」についての講義をさせていただきました。
近年、クマの被害が多発し、結構な頻度でニュースになっています。
この講義では、クマの被害はもちろん、森林内での活動や林業という仕事の中で出会うハチ、ダニ、毒ヘビなどの色々な危険な生き物を知り、被害にあわないための予防と対策を身につけて、森林内の活動における安全管理スキルを身につけてもらう事を目的としています。
講義の内容は、危険生物による死亡者数と年齢別の割合、文部科学省の学習指導要領に危険生物への配慮が書かれている点など、まずは、理解する必要性を知っていただきます。
その後は、ツキノワグマ、イノシシ、ノイヌ、ノネコ、サル、ハチ、アリ、ムカデ、双翅目類、マダニ、半翅目類、サソリ、ツチハンミョウ類、アオバアリガタハネカクシ、ゴミムシ類、毛虫類、イラガ類、マムシ、ヤマカガシ、ヘビ全般、スッポン、ヒキガエル、アマガエル、ヒル類、危険な植物、毒きのこ類の一通りを説明。
とはいえ、約4時間で多大な情報をお伝えしたので、覚えきれないし、忘れてしまいうのは当たり前です。
学んだことを思い出していただくため、カードを使って、「危険生物の被害を受けたときの対処体験」をしてもらいました。
時間が経過すると学んだ事を忘れることは当たり前です。
だから、資料を読み返したりして、どんな話をしてたっけ?と思い出すことが大切です。
忘れたことを思い出す。
それを繰り返すことで、学んだことを知識として定着させることが出来ます。
復習ではなく、思い出す。
それだけでいいんです♪
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