息子が「お父さんこれ」と持ってきたので読んでみた。
ミステリーの犯人が化け物と怪獣と宇宙人というのは反則だと思っている。
だからポーの「モルグ街の殺人」は名作と言われているようだが、なんだかなぁ、だ。
この「ぼぎわんが、来る」も闘う相手は妖怪。
妖怪ぼぎわんは家にやってきて名前を呼ぶのだが決して返事をしてはいけない。
間違って家に入れてしまうと山に連れて行かれる。
これだけだと単純な話だが、そこに子どもができない夫婦の問題、DVなどが絡んできてなかなか手の込んだ内容に仕上がっている。
霊媒師の比嘉琴子、比嘉真琴姉妹が活躍するのだが、この姉妹もなかなか魅力的。
映画にするんだったら、そうだな、琴子は栗山千明、真琴は山本舞香にしておこう。
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