家人に年賀切手を頼まれた。
ちょうど渋谷を通るので、
渋谷郵便局に足をのばす。
路上で年賀ハガキを売っていたので、
そこで尋ねると。
「売り切れた」
「さっきまであったけどもうない」
他に売っていそうなところはないか尋ねると。
「ここになければない」
「ここが最後だった」
カチンとくるほどの愛想のなさだ。
念のため、
局内の売り場に行って同じことを尋ねてみる。
やはり売り切れという話。
なんとか手に入れる方法はないかと尋ねると。
「ネットの販売なら残っているかもしれない」
「東京中央ならば残っているかもしれない」
と教えてくれ、東京中央に残っているかどうか調べてくれるという。
とはいえさすがに東京駅まで行くのも大変なので、
お断りする。
さてどうしたものか。
一応、自宅近くの世田谷・千歳郵便局に電話をしてみる。
電話受付の担当も、
窓口もとても丁寧な対応。
そして・・・。
「年賀切手ならばまだ十分ありますので」
なんだ、あるじゃん。
それにしても最初の路上の販売員たちのあの態度はなんだ。
おそらく民営化時代の遺物に違いない。