■11月3日(土)キッズミュージカル「座敷わらしの不思議なじゅもん」(25分の短編劇)発表会が終わった。観客席からは拍手喝采を頂き感謝します。満員御礼。
今回で3回目になる清水公民館キッズ講座を「清水地域市民のつどい」に参加しての発表会となった。
「市民のつどい」はこの日(土)と(日)の二日間に渡って行われる清水地区の行事。小中学校の吹奏楽や合唱、詩吟、レクダンス、太極拳、日舞など多彩なプログラムである。ロビーではマッサージ無料体験、即売コーナー、作品展示などでも賑わっていた。
子どもたちは元気だった。この発表会を楽しみに稽古を重ねてきたのである。家でもお母さん指導の下、台詞やダンスの練習をしていた。
発表会では大きな声も出るようになった。日頃、表情豊かな子どもも緊張するとこわばるものだが、舞台でもおどけた顔が出せるようになっていた。
子どもは元気が一番、勉強は番外?つまり遊び感覚だと何でも勉強になるものだ。
興味のあることだと進んでやるようになる。
私たち劇団側は興味を誘いだすように演劇に洗脳?することで子どもたちと接した。
私の前では二コリともしない座長も子どもたちの前では全面の笑顔である。作り笑いかと思ったがそうでもなく、これが本性だった。役者が女・母の顔に戻っていたのである。
サキも山本真実も年の入ったお姐さんになっている。劇団では軽く見えるところもあるのだが先生になっている。
クドシンは1回目の頃、子どもたちにオモチャにされていたが、今回では貫禄が出てきた。大人に見られることを覚えたのかもしれない。
私はある子にケンタッキーフライドチキンのサンダースお爺さんと言われた。きっとその子はケンチキで私のことを笑っているのであろう。笑え。
私たちが辛い顔や疲れていては子どもたちもついてこない。実は子どもたちから学んだのである。
まず、自分で楽しむ。これがエネルギーに代わる。・・・甘いと言われようが、子どもたちは甘いものが大好きである。無理に苦いものを与えることはない。
私のような酒好きの大人になると苦いものも好きになる。甘いものが嫌いになる。人間は変わる。
子どもたちは未来がある。明るい未来になるのか暗くなるのかは大人の責任。
明るいも暗いも隠すことなく見せる工夫が演劇だ。身体を使う、考える、おしみなく発散する。この単純な作業が演劇にはある。単純にみえるが、自分のことだけではなく社会にも視野が広がる。
劇にはテーマがあるからである。自分が他人になっていく「役」がある。自分の中での他人探しが役作り。
清水公民館講座は子ども向けの演劇ワークショップだと位置付けている。この講座を提供してくれてありがたいことだ。
発表会が終わって、・・・今後の劇団の活動の中に「子ども演劇」企画を専門的におこなう部門を確立しよう思っている。
12月はキッズクリスマス会で集まろう!と呼び掛けて解散した。
公民館の皆さまにこのような環境を作って頂き感謝申し上げます。
この日の夜は公演直前の「極楽少女」の稽古に入る。最後まで子どもたちのことが頭から離れない夜だった。スイッチを切り替えてオモシロ恐い劇作りへ。
■演劇エクスプレス熊本3
次回公演劇団夢桟敷No.61「極楽少女」
11月8日(木)~10日(土)
熊本市男女共同参画センター2F多目的ホール【特設】円形劇場
今回で3回目になる清水公民館キッズ講座を「清水地域市民のつどい」に参加しての発表会となった。
「市民のつどい」はこの日(土)と(日)の二日間に渡って行われる清水地区の行事。小中学校の吹奏楽や合唱、詩吟、レクダンス、太極拳、日舞など多彩なプログラムである。ロビーではマッサージ無料体験、即売コーナー、作品展示などでも賑わっていた。
子どもたちは元気だった。この発表会を楽しみに稽古を重ねてきたのである。家でもお母さん指導の下、台詞やダンスの練習をしていた。
発表会では大きな声も出るようになった。日頃、表情豊かな子どもも緊張するとこわばるものだが、舞台でもおどけた顔が出せるようになっていた。
子どもは元気が一番、勉強は番外?つまり遊び感覚だと何でも勉強になるものだ。
興味のあることだと進んでやるようになる。
私たち劇団側は興味を誘いだすように演劇に洗脳?することで子どもたちと接した。
私の前では二コリともしない座長も子どもたちの前では全面の笑顔である。作り笑いかと思ったがそうでもなく、これが本性だった。役者が女・母の顔に戻っていたのである。
サキも山本真実も年の入ったお姐さんになっている。劇団では軽く見えるところもあるのだが先生になっている。
クドシンは1回目の頃、子どもたちにオモチャにされていたが、今回では貫禄が出てきた。大人に見られることを覚えたのかもしれない。
私はある子にケンタッキーフライドチキンのサンダースお爺さんと言われた。きっとその子はケンチキで私のことを笑っているのであろう。笑え。
私たちが辛い顔や疲れていては子どもたちもついてこない。実は子どもたちから学んだのである。
まず、自分で楽しむ。これがエネルギーに代わる。・・・甘いと言われようが、子どもたちは甘いものが大好きである。無理に苦いものを与えることはない。
私のような酒好きの大人になると苦いものも好きになる。甘いものが嫌いになる。人間は変わる。
子どもたちは未来がある。明るい未来になるのか暗くなるのかは大人の責任。
明るいも暗いも隠すことなく見せる工夫が演劇だ。身体を使う、考える、おしみなく発散する。この単純な作業が演劇にはある。単純にみえるが、自分のことだけではなく社会にも視野が広がる。
劇にはテーマがあるからである。自分が他人になっていく「役」がある。自分の中での他人探しが役作り。
清水公民館講座は子ども向けの演劇ワークショップだと位置付けている。この講座を提供してくれてありがたいことだ。
発表会が終わって、・・・今後の劇団の活動の中に「子ども演劇」企画を専門的におこなう部門を確立しよう思っている。
12月はキッズクリスマス会で集まろう!と呼び掛けて解散した。
公民館の皆さまにこのような環境を作って頂き感謝申し上げます。
この日の夜は公演直前の「極楽少女」の稽古に入る。最後まで子どもたちのことが頭から離れない夜だった。スイッチを切り替えてオモシロ恐い劇作りへ。
■演劇エクスプレス熊本3
次回公演劇団夢桟敷No.61「極楽少女」
11月8日(木)~10日(土)
熊本市男女共同参画センター2F多目的ホール【特設】円形劇場